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国際交流基金、ドイツ・デュッセルドルフで「昭和40年会」を紹介する展覧会を開催
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 6月 01日

画像提供:国際交流基金

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、日本の現代美術アートシーンで活躍中のアーティスト会田誠、有馬純寿、パルコキノシタ、松蔭浩之、大岩オスカール、小澤剛が参加するグループ「昭和40年会」の活動を包括的に紹介する海外初の展覧会を 5月21日~7月3日、ドイツのデュッセルドルフで開催する。

「昭和40年会」は 、「俺たちは昭和40年に生まれた。ただそれだけだ」を標榜しているアーティストが自然発生的に集まった共同体であり、メンバーはアート、写真、音楽、パフォーマンスなど幅広い範囲に亘ってそれぞれの制作を行う。各自のアーティストの表現は異なっているものの、昭和40年(1965年)生まれの世代の時代背景や、ナンセンスや笑い、パフォーマンスなどを取り入れた制作には共通点が見られ、共同でプロジェクトを実施するほか、『昭和40年会の東京案内』などの本を出版している。

本展覧会ではそれぞれの参加アーティストが各自の作品を展示するだけではなく、「昭和40年会」の共同制作作品としてデュッセルドルフのための新作「長屋」を発表。また、アーティストによるレクチャー、トーク、ワークショップ、パフォーマンスなどの各種イベントもあわせて実施を予定している。また、本展はデュッセルドルフでの開催後、ウクライナ(キエフ)、へも巡回する予定。

最終更新 2011年 5月 31日
 

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