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humanite lab vol. 40 上浦佑太
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 5月 24日

《1102》2011年|キャンバス・アクリルガッシュ|169.7×169.7cm
画像提供:ギャルリー東京ユマニテ
Copyright© Yuta Kamiura

今回は上浦佑太(かみうら・ゆうた)を紹介いたします。上浦は1982年神奈川県生まれ。2009年に筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程を修了しました。緻密に計算されたカーブがうねるように広がる曲線と、グラデーションを用いた色彩とが重なりあう作品を発表いたします。是非ご高覧下さい。

作家コメント
マットな色面とシャープな形に強い魅力を感じる。また、段階的に色彩が移り変わる表情にも興味があり、一貫してこの視覚効果を利用した作品を作っている。制作の手順としては、まず紙にスケッチを繰り返して画面の分割線を検討し、次にそれをスキャンしてPC画面上で配色をシュミレーションする。最後に、決定した画面を忠実に再現するために、製図器(烏口コンパス)と筆を使ってキャンバスに精緻に描く。

昨年から、従来に比べて大きく画面を分割するようになり、より力強い視覚効果が得られるようになった。今回は引き続きその方向で探求した成果を展示する。

上浦佑太
1982 神奈川県生まれ
2006 筑波大学芸術専門学群卒業
2009 筑波大学大学院人間総合科学研究科
博士前期課程芸術専攻(構成領域)修了

【個展】
2008 かねこ・あーとギャラリー(京橋)
2009 KANEKO ART TOKYO(東日本橋)
2010 ギャラリーなつかb.p(銀座)

【グループ展】
2009 筑波大学修了制作展(茨城県つくば美術館)優秀作品賞
2010 群馬青年ビエンナーレ2010(群馬県立近代美術館)入選

※全文提供: ギャルリー東京ユマニテ


会期: 2011年6月6日(月)-2011年6月11日(土)
会場: ギャルリー東京ユマニテ

最終更新 2011年 6月 06日
 

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