作家コメント
約5年間ハリウッドの街に住んだ私は、ギャラリーを中心とした現代美術の他に、ストリートアートも展開してきた。 これらは、エンターテーメントのメッカである“ハリウッド”の地域性を活かした悪戯的作品である。一寸したパフォー マンスから手の込んだギミックまで、制作・設置・撮影に至る行程を警察官や警備員、防犯カメラの目を盗んで行なっ てきた。このアクションは、アメリカ社会に対する皮肉と諧謔に富んだ、極めてアナログな売名行為なのかもしれない。

飯島 浩二（ IIJIMA Koji ）
出生年　：１９７３年
出身地　：神奈川県横浜市
最終学歴：１９９７年　武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科金工専攻卒
大学卒業後、１９９９年度文化庁国内芸術インターンシップ研修員。
２００６年より活動拠点を米国ロサンジェルスに移す。
２００８年より２０１０年まで文化庁在外芸術研修員。
今年帰国し、制作発表のほかNPO法人CONTEMPORARY ART JAPAN の理事としても活動。

主なグループ展
1998 「第27回現代日本美術展」　東京都美術館、他
2000 文化庁メディア芸術祭企画展「Robot-ism」 赤坂草月会館
2001 「かながわアートアニュアル2001」神奈川県民ホールギャラリー
2002 「PHIRIP MORRIS K.K. ART AWARD 2002」 東京国際フォーラム
2004 「光州ビエンナーレ2004」光州ビエンナーレ館／韓国
2008 「The 2nd Earth Art Festival」 メチョアカン/メキシコ
2009 「ANIMErican」　　ロサンジェルス／アメリカ
個展：今までに、日、米、墨にて１５回開催。
作品点数：インスタレーション作品一点 （多くの写真を含む）を予定。

※全文提供：　プラザ・ギャラリー

会期：　2011年7月2日（土）－2011年7月31日（日）
会場：　プラザ・ギャラリー