展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2011年 4月 27日 |
世界が見た日本のプロダクト
「武蔵野美術大学 美術館・図書館で日本初の帰国展開催」 武蔵野美術大学 美術館・図書館のリニューアル開館記念の一環として、国際交流基金(ジャパンファンデーション)により世界各国を巡回したWA展を日本初の帰国展として開催します。本展は、美術・デザインなどの造形分野を専門とする武蔵野美術大学で開催することで、デザイナーやアーティストを志す学生や多くのクリエーターを喚起するような展覧会とします。来館者にとって「世界が見た」今日の日本デザインの諸相を見ることで、さらに将来に目を向けて新たな可能性を広げていく機会になればと考えます。
「4人のキュレーション」 本展は海外巡回展として国際交流基金が計画し、柏木博(武蔵野美術大学教授)、深川雅文氏(川崎市民ミュージアム 学芸員)、萩原修氏(デザインディレクター)、川上典李子氏(デザインジャーナリスト)の4人のキュレーターによって企画されました。
「展覧会をデザインする」 インテリアからプロダクトデザインまで手がけるデザインユニットのトネリコが、新しくリニューアル開館する美術館の空間を活かした展示空間をデザインし、その空間照明はパリ会場を担当した山下裕子氏がデザインします。また、グラフィックデザインはパリ展を手がけた松下計氏と田辺智子氏が、基本コンセプトに沿って、本展に合わせたポスター、チラシから展示解説などの会場グラフィックなどまでデザインします。本展では、これらの空間デザインとグラフィックデザインが有機的に結びつくことによって「WA」の世界観をつくり上げます。
「世界が見た」 WA 展は海外巡回展として2008 年10 月のフランス(パリ)展を皮切りに、ハンガリー(ブタペスト)、ドイツ(エッセン)、ポーランド(ワルシャワ)、フランス(サンテティエンヌ)、韓国(ソウル)の6カ国を巡回しました。本展は日本初の帰国開催となります。
関連イベント 「世界が見た日本の現代プロダクト」(仮) WA展の企画や制作に携わった方々のレクチャーを予定。世界を巡ったWA展を通じて、現代に日本のデザインを振り返る。 [出演](予定)柏木 博、深川雅文、萩原 修、川上典李子、他、予定 [日時](詳細はウェブサイトをご確認下さい) [会場]武蔵野美術大学
※全文提供: 武蔵野美術大学 美術館・図書館
会期: 2011年6月24日(金)-2011年7月30日(土) 会場: 武蔵野美術大学 美術館展示室
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最終更新 2011年 6月 24日 |