| EN |

アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 4月 23日

展覧会ポスター デザイン:佐藤 卓 |(写真上)「Poppy: Glowing Embers」、ニューヨーク、1968年 | (下)「Flower Pleats (Issey Miyake Design)」、ニューヨーク、1990年 | Photographs copyright by The Irving Penn Foundation

アーヴィング・ペンと三宅一生の視覚的対話によって生み出された創造に焦点を当てた展覧会。

アーヴィング・ペン(1917年〜2009年)はファッション、ポートレート、静物写真などを手がけた、アメリカを代表する写真家として知られています。ペンと三宅一生の最初の接点は、1983年の『ヴォーグ』誌編集ページでペンがISSEY MIYAKEの服を撮影したことでした。「こんな見方ができるのか」と驚いた三宅は、その後パリコレクションで発表してきた服の撮影を依頼しました。以後、1987年から1999年の秋冬コレクションまで13年間にわたり、年2回の撮影が行なわれました。この間、三宅は一度も撮影に立ち会うことなく、ペンにすべてを任せ、それぞれのクリエーションによる視覚的対話が交わされたのです。撮影された写真は250点を超え、その一部はポスター、写真集、展覧会とさまざまなかたちで発表されました。

本展では、すべての撮影に立ち会った北村みどりのディレクションのもと、超高精細プロジェクターによる写真の大画面投影、マイケル・クロフォードのドローイングとパスカル・ルランによるアニメーションの上映をはじめ、田中一光デザインによるコレクションポスターが初めて一堂に会します。また、ペン自らの手による貴重なオリジナルプリントや撮影用スケッチも特別公開します。会場構成は世界的に活躍する建築家、坂 茂。まさに" あ・うんの呼吸" で互いの世界を高めた二人の仕事を、ダイナミックに展示します。

展覧会ディレクター:北村みどり
漫画:マイケル・クロフォード アニメーション:パスカル・ルラン
会場構成:坂 茂 グラフィックデザイン:佐藤 卓

全文提供:21_21 DESIGN SIGHT


会期: 2011年9月16日(金)-2012年4月8日(日)
休館日: 火曜日、12月27日〜1月3日
会場: 21_21 DESIGN SIGHT

最終更新 2011年 9月 16日
 

関連情報


| EN |