作家コメント
ここ数年、日本人のこころであり、ルーツであり、歴史そのものである〔古事記〕の世界を表現したいと思い制作してきました。
つくりごとのような話の根底にある死生観と自然観に、太古の人々がもつ想像力の豊かさと力強さにひかれるからです。
出品作品の多くは、3月11日以後制作したものです。
（2011.4 内山江里子）

日本古来の色彩を意識し制作。木版画とコラグラフの併用作品、ドローイング作品を出品予定。作品予定数７点から8点（縦90×横550センチ1点、縦130×80センチ4点、縦120×90センチ1点、小品2から3点）

内山 江里子 UCHIYAMA Eriko
1967年生まれ　東京都出身
1992年 日本大学芸術学部美術学科卒（絵画専攻版画コース）
1995年 筑波大学大学院芸術研究科美術専攻修了（芸術学修士）
(社)日本版画協会準会員
(財)日本美術家連盟会員

公募展
1992年より現在まで、版画協会展、現代版画コンクール、インパクトアートフェスティバル等多数

個展
1995年10月　La Gallery（ダッカ、バングラデシュ）
1995年12月　銀座九美洞ギャラリー（銀座）
1997年7月　　ギャラリー21＋葉（銀座）
1999年6月　　ギャラリー21＋葉（銀座）
2001年7月　　なびす画廊（銀座）
2009年7月　　なびす画廊（銀座）
....その他グループ展多数

作品収蔵
日本大学芸術学部
町田国際版画美術館（東京都）
Bangladesh National Museum
Dhaka University Museum
Los Angeles County Museum of Art
相生森林美術館（徳島県）

受賞
1991年 第12回国際瀧冨士美術賞受賞
1992年 大学版画展買上げ賞（町田国際版画美術館）
1995年 （財）土屋文化振興財団助成金受賞（バングラデシュで版画展）

※全文提供：なびす画廊

会期：　2011年7月11日（月）－2011年7月16日（土）
会場：　なびす画廊