熊本在住の造形作家gaju（がじゅ）による個展。

今回は、作家gajuが幼少時より幾度となく体験し続ける不可思議な事象から、「人生の季節に宿る、果実」をテーマに自作のオブジェで空間を制作します。

会場中央には、様々な粘土を使った円状の大型作品を展示。天井からは花をかたどったオブジェ等を吊るし、壁面には錆びた素材等異素材を取り入れた造形物を展示します。会場全体が薄白い色味を帯び、一見心地良くも、錆びた物など経過した時間を彷彿とさせる空間となります。

”時”を軸に交差する作品と観客。 観れば観るほど染みこんでくるgajuのひたむきな作品と出会い、ふと自身の”時”を振り返り、今の自分と向き合い、見つめ直すきっかけが出来ると確信しています。この空間が、多くの人が急速に流れる時を忘れ、より良い”時”の創造の為に思いを巡らせるきっかけとなれば、嬉しい。

※全文提供：　ギャラリー アートリエ

会期：　2011年4月16日（土）－2011年5月29日（日）10:00 - 20:00
会場：　ギャラリー アートリエ（福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン 地下2階／http://www.ffac.or.jp/artlier/gallery.asp)