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トゥバ・デイ/TUVA DAY
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 4月 20日

画像提供:路地と人

トゥバという国をご存知ですか?
アジアの中央に位置し、隣接する民族の文化が入り混ざりながらも独自の文化を形成しているトゥバ共和国。トゥバ人の間に伝わる伝統的な歌唱法は「ホーメイ」「フーメイ」として知られています。路地と人では4月23日、2人のトゥバ音楽家をナビゲーターにトゥバの暮らしや文化、美しい自然についてお話する「トゥバ・デイ」を開催します。

★カフェ・トゥバ★ 15:00~18:00 入場無料
メニュー/スットゥグ・シャイ(塩入のミルクティー)ブダー (羊のスープ)他

★ホーメイ・コンサート★  ※入場料1,000円
【ホーメイ・コンサート1部】18:00~19:00
【トゥバ・トーク&スライド・ショー】19:15~20:15
トゥバの自然や暮らしを写真を観ながらお話します。
【ホーメイ・コンサート2部】20:30~21:00

★トゥバ共和国★
アジアの中央部、シベリア南部に位置する共和国。ロシア連邦に属する。人口約30万人。首都はクズル(кызыл)。面積は170,500k㎡(北海道二つ分ほど)。住民の約7割がトゥバ人。公用語はトゥバ語とロシア語。トゥバ語はテュルク語系の言語。宗教はシャマニズムとチベット仏教が盛んである。主な産業は畜産、羊毛獣捕獲、鉱工業。元々は遊牧民だが、現在では街に定住しているトゥバ人が多い。

★ホーメイとは★
ホーメイ(フーメイ、хooмей)とは、トゥバ人の間に伝わる伝統的な歌唱法で「喉歌」や「倍音唱法」と呼ばれることがある。ホーメイに似た歌唱法はアルタイ山脈周辺の民族の間にいくつか見られる。有名なのは、モンゴルのホーミー、アルタイのカイ、ハカスのハイなど。

★出演者★
寺田亮平(ホーメイ ドシュプルール イギル)
1999年よりホーメイを始める。その後国内で様々なワークショップを受けながら鍛錬を積み、2010年にトゥバ共和国に渡り3ヶ月間滞在修行。トゥバのホーメイと歌の他、伝統楽器イギル、ドシュプルール、ショールの演奏を学ぶ。同年、トゥバの隣国アルタイ共和国の野外フェスティバル「エル・オユンэл ойын 2010」に出場。東京でもトゥバの伝統的なスタイルで演奏活動を行っている。ドシュプルールが得意。

澤田 香緒里(ホーメイ、イギル)
2006年、トゥバ共和国の歌唱法、ホーメイを習い始める。2009年夏、トゥバを訪れ自然と遊牧の営みに触れ大きな衝撃を受ける。また、古来より受け継がれてきたホーメイの様々なスタイルや唄、伝統楽器イギルを習う。同年、トゥバにて「Сыгыт-хоомей Овур черде」に出場。2010年5月、東京にて「ハワリンバヤル2010」に出演し大きな注目を集める。

※全文提供: 路地と人


会期: 2011年4月23日(土)
会場: 路地と人

最終更新 2011年 4月 23日
 

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