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招き猫亭コレクション 猫まみれ ようこそ猫の迷宮へ
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 4月 19日

呉 亜沙《Flying Cat》2003年
Copyright © Asa Go
画像提供:山形美術館

展覧会趣旨
招き猫亭・亭主夫妻が、およそ40年の歳月をかけて収集した膨大なアートコレクション。中身は錦絵から近・現代の著名作家、活躍中の若手作家の作品など平面、立体含めて多岐にわたる。コレクションに共通しているのは題材が猫であるということと、コレクターの審美眼によって厳選された魅力的な作品であること。本展ではそのコレクションからおよそ280点を展示し、最も身近で、複雑な生命体である「猫」と人間との関わりを美術作品によって示すとともに、様々な作家による猫を通した多彩な表現形式を紹介する。

展示作品内容
歌川国芳や歌川広重、歌川芳藤らによる錦絵から川合玉堂、竹久夢二、藤田嗣治(レオナール・フジタ)、岸田劉生、中川一政、木村荘八、猪熊弦一郎、村井正誠、斎藤清など国内著名作家のほか、オーブリー・ビアズリー、テオフィル・アレクサンドラ・スタンラン、レオノール・フィニーによる海外作家の作品。山形県鶴岡市出身の版画家生田宏司氏をはじめとする現在活躍中の作家らの作品総数約280点を展示。なかでも幕末に上州地方でネズミよけの効果を期待されて描いた、新田岩松家の代々当主による通称「新田猫」を複数点見る機会はまれである。

【関連イベント予定】
猫写真募集「私のにゃんこ」
お気に入りの猫写真をタイトル、住所、電話番号、氏名、年齢、職業を明記の上、山形美術館「私のにゃんこ」係までお送り下さい。展覧会会期中美術館内で展示します。 規定:2Lプリント。ただしお一人様一点に限ります。
※写真は返却いたしません。また、写真の内容によっては展示をしないこともあります。

親子で楽しむワークショップ「ネコになりきろう!」
ファシリテーター:和田菜穂子氏(東北芸術工科大学准教授)
振付:チームまたたび(東北芸術工科大学博物館実習1受講生)
日時:4月23日(土)午後1時30分から1時間程度
定員:10組20名
※4歳以上小学校6年生まで。高学年はお子様だけの参加も可能です。
※事前に参加者の氏名、学年(年齢)、連絡先を明記の上、山形美術館へファックスかメールにてお申込みください。
Fax.023-622-3145 E-mail: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください
※お子様の参加は無料ですが、保護者の方は本展入館券の半券が必要です。
※動きやすい服装でご参加下さい。

「能 吾輩は猫である」
能楽師:安田登氏、槻宅聡氏
日時:5月1日(日)午後2時から1時間程度
定員:80名
※当日先着順、聴講は無料ですが、本展入館券の半券が必要です。

担当学芸員によるギャラリートーク
日時:4月17日(日) 5月4日(水・祝)午後2時から1時間程度
※聴講は無料ですが、本展入館券の半券が必要です。

※全文提供: 山形美術館


会期: 2011年4月7日(木)-2011年5月8日(日)
会場: 山形美術館

最終更新 2011年 4月 07日
 

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