ジェスパー・ヘインズ:バイシクル・ストーリー |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 4月 16日 |
~ニューヨークで出会った5人の女の子~ 自然体の騒乱さとエネルギーを瞬時に捉えるジェスパー・ヘインズの写真展。絶え間なく人が行き交う街ニューヨークで出会った5人の女性を剥き出しに撮った、ジェスパー的人間讃歌。 昨年4月Time Out Cafe & Diner / Gallery Spaceにて、20年に渡るNYのストリートの空気感を写した写真展『Life と Art の曖昧な線~St. Marks 1986-2006~』を行った、ジェスパー・ヘインズ。約1年ぶりにTime Out Cafe & Diner / Gallery Spaceに帰ってきます。今回の被写体は彼がNYで出会った5人の女性たち。 「被写体の女の子たちは街角の幻のように僕の前に現れる。僕はニューヨークを自転車で走りぬけるのが好きなんだけど、そんなときに引きつけられるような出会いとともに始まるのが、僕の写真の物語。その子が視界をよぎった、と感じる瞬間がある。ハンドルを切って折り返し、僕は写真家なんだと説明して携帯番号を渡す。そして電話を待つ。型にはまった生活を飛び出して、ニューヨークの狂気に身を委ねちゃう、怖いもの知らずな女の子の感覚に僕は魅かれる。彼女たちが自分自身を創り変えることができるくらい、この街は自由で匿名。写っているのは被写体だけじゃなくて、僕の情欲、フェチ、妄執。僕は他者の写真を通して、たぶん僕自身を語っているんだ。」 ジェスパー・ヘインズ ※全文提供: Time Out Café & Diner 会期: 2011年4月15日(金)-2011年4月30日(土) |
最終更新 2011年 4月 15日 |