作家コメント
自然の形態の中に生命やリズムを直感して、それを有機的に表現する。水面の波と風と光、柔軟で微妙に変形歪曲された無限の造形。波紋に反射する光と影、変幻極まりない水面から瞬時にある造形を切り取る。「トリル」とは、セン音のこと、音の装飾音。つまり音で言うと、主要音とそれより２度高い音とを交互に早く演奏して波状の音を作る。細かく震わせせる振るえ声、ビブラートのこと。音の波状は水の波紋、水の幻想として「トリル」は私のタイトルでありテーマである。

展示作品
平面の造形作品150号～80号と小品15点余り、立体作品3点の白を基調にした作品。 素材:ベニア・木・石膏

近藤えみ
1985年　陶のオブジェ展　福岡市美術館
1990年　現代絵画展出品　宇部市
1992年　現代絵画展出品　宇部市
1996年　安田火災美術財団奨励賞受賞　東京都美術館
1998年　福岡市美術連盟展出品　福岡市美術館
1999年　個展　福岡市美術館特Ｂ室
2000年　英展（賞候補）　田川市美術館
2000年　接点展（現代美術とは）　アクロス福岡交流ギャラリー
2000年　個展　画廊　杏風路舎
2000年　アメリカ奨学金留学　アメリカＶＳＣ
2002年　日韓展［眼差しの東洋］　田川市美術館
2002年　グループ玄展出品　福岡市美術館
2003年　韓・日現代絵画国際交流展　韓国ソウル（セゾン美術館）
2004年　アジア国際美術展　アジア美術館
2005年　個展　ギャラリーおいし
2007年　九州美術の現況展　鹿児島市立美術館
2007年　日韓現代美術展　アジア美術館
2007年　企画展　ギャラリーまいつる
2007年　企画展　ロンド美術館クラブ
2008年　福岡現代絵画展２００８　ギャラリーとわーる
2008年　２００８「ｉｍａ」展　遠藤周作文学館
2008年　企画展　Gallery 憩ひ
2009年　九州コンテンポラリアート展　福岡県立美術館
2009年　企画展　ぎゃらりーまいずる
2009年　企画展　高鍋美術館
2009年　日仏アート展　ＣＡギャラリー
2009年　アートバスケット　湯布院ギャラリー
2010年　企画展　現代美術ギャラリーアートプロガラ

所蔵
東洋陶磁美術館　・　福岡ゼネラルビル（旭土地建物）
天王洲芝浦アイランドケープタワー（三井物産・鹿島建設）

現在　　日本美術家連盟会員

※全文提供：　ASK? art space kimura

会期：　2011年4月11日（月）－2011年4月23日（土）
会場：　ASK? art space kimura