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第61回芸術選奨の美術部門受賞者に、オノデラユキさん選ばれる
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執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 4月 07日

オノデラユキ《古着のポートレイト》1994-1997年
画像提供:東京都写真美術館

文化庁が3月11日に第61回芸術選奨の受賞者31人(30組)を発表。美術部門では、オノデラユキさんが東京都写真美術館にて昨年開催された「オノデラユキ 写真の迷宮へ」展(7月27日~9月26日)を、また建築家の隈研吾さんが「梼原・木橋ミュージアム」をそれぞれ評価されて選出された。

オノデラユキさんは1962年東京都生まれ。1992年第1回写真新世紀(キヤノン)受賞後、パリを拠点に活動を開始。ポンピドゥー・センター(フランス)、サンフランシスコ美術館(U.S.A)、東京都写真美術館他での収蔵作品多数。また第28回木村伊兵衛写真賞(2003年)やニエプス賞(2006年)などの受賞多数と、現在最も注目される写真家の一人である。

その他の芸術選奨は、文部科学大臣賞に俳優で歌手の加山雄三さんや作家の篠田節子さん、新人賞には詩人の城戸朱理さんや歌手の平原綾香さんらが選ばれた。

最終更新 2011年 4月 06日
 

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