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訃報:美術評論家、鷹見明彦さん
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 4月 05日

「美術手帖」での現代美術評論で広く知られる、鷹見明彦さん(たかみ・あきひこ=美術評論家)が3月23日、肝臓がんのため55歳にて死去。

鷹見さんは1955年北海道生まれ、中央大学文学部哲学科卒業。博物学的視野に立った現代美術の評論を展開、若手作家の企画展も多く手がけた。主な共著書に「20世紀の美術と思想」「現代美術の教科書」(美術出版社)、「芸術・思想家のラストメッセージ」「アート×セラピー潮流」「クリエイティヴ・アクション」(フィルムアート社)など。

また、中国を代表する現代美術家、蔡国強(ツァイ・グオチャン)さんが無名であった、日本留学中(1986~1995年)からその作品を高く評価し、活動を支援・紹介したことでも知られた。

最終更新 2011年 4月 04日
 

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