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AMPG 18回目展示:「式4」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2008年 9月 25日

copy right(c) 2008 AMPG

式4
植物は生きる無限造形の中にある
それらを表現するという事は
それらを囲む全ての環境に規則をつくり
はめ込んでゆく作業だ その無限と規則の間で生まれた摩擦こそが
自然状態にある植物の存在を超える唯一の可能性だろう
この「式」というシリーズは
それらを徹底的に追求する実験的シリーズである 「式」は二つのキーワードから成り立っている
一つは松(無限)もう一つは四角形(規則)
松は植物の中で最も複雑な造形美と強い生命力を持ち合わせている
すなわち無限という存在の象徴である そしてそれを様々な素材の四角形という規則にはめ込み
摩擦を起こす事で「式」は成り立っていく 植物の生命線である地面から切り離された松は
四角い真空の中でただ佇む 式における植物の生命には
無限と規則との摩擦と共に
生きる環境との格闘がある その死にものぐるいの摩擦と格闘の軌跡こそ
式という植物表現の可能性の萌芽である ------------------
Number18 タイトル : 「式4」 無限と規則の摩擦から生まれる植物の美しさを追求するこの式シリーズ。
シリーズ4作目にあたる今回の作品で東は無の中に佇む植物の美を見いだしました。
東のあらたな試みをこのギャラリーの空間の中で皆様に感じていただければと思います。
※全文提供: AMPG

最終更新 2008年 9月 01日
 

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