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三宅信太郎展:"エジプト -文明への道-"
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2008年 9月 25日

三宅の作品はドローイング、彫刻、パフォーマンスなど、様々な表現形式で1つの世界を構成していきます。初期の代表的なモチーフは、「スイートさん」と名付けられた女の子。横長の顔に小さな目鼻、極端に短い胴体から伸びたひょろ長い手足の彼等は、髪型や服装こそ違え、例え泣いている表情であっても皆一様にどこか楽しげで、楽観的な印象を与えます。現代美術で近年もてはやされてきた「かわいい」という概念も、彼にとっては物事がポジティヴに見える1面、という大きなくくりでしかありません。 本展は、小山登美夫ギャラリーでは、03年、05年の個展以来3年ぶり、3度目の展覧会です。 古代エジプトの神々をモチーフにした作品を展示致します。高さ4mの巨大な彫刻作品のほか、8m近いドローイング、また初の試みとなる連作ペインティングなど、スケールの大きな作品群が並びます。 本展では、古代エジプトの神々をモチーフにした作品を展示致します。高さ4mの巨大な彫刻作品のほか、8m近いドローイング、また初の試みとなる連作ペインティングなど、スケールの大きな作品群が並びます。

画像提供: 小山登美夫ギャラリー copy right(c) 2008 Sintaro Miyake

作家プロフィール


三宅信太郎は1970年、東京生まれ。96年多摩美術大学絵画科版画専攻卒業。現在も東京を拠点に活動を行っています。主な個展に、「Innocy's House」(Museum Gugging, Art/Brut Center Gugging、ウィーン、07年)、「Beaver no Seikatsu」(Sandra and David Bakalar Gallery, Massachusetts College of Art、ボストン、マサチューセッツ、06年)、主なグループ展に「NEOTENY JAPAN 高橋コレクション展」(霧島アートの森、鹿児島、08年)、「Berlin - Tokyo / Tokyo - Berlin」 (Neue Nationalgalerie、ベルリン、06年)、「直島スタンダード」(旧床屋、直島、香川、06年)などがあります。小山登美夫ギャラリーでは、03年、05年の個展以来3年ぶり、3度目の展覧会です。
※全文引用: 小山登美夫ギャラリー

最終更新 2008年 9月 06日
 

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