訃報:美術家、吉村益信さん |
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執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 3月 23日 |
「ネオ・ダダイズム・オルガナイザー」の前衛的な美術運動で広く知られる、美術家の吉村益信(よしむら・ますのぶ)さんが78歳にて死去。 吉村さんは1932年に大分市生まれ、武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大)卒。1960年に、地元キムラヤの美術サークル「新世紀群」の後輩でもある赤瀬川原平さんや風倉匠さんなどとともに「オール・ジャパン」を結成。のち、篠原有司男さんの参加にて「ネオ・ダダイズム・オルガナイザー」へと発展。展覧会ポスターを全身に巻いた銀座での街頭パフォーマンスは当時話題となった。 1962年に渡米、66年帰国後はネオン管をもちいるライトアートを発表。大阪万博のプロデュース、日本初の芸術家ネットワーク「アーティスト・ユニオン」の運営など、既成概念を覆す自由な活動を展開し続けた。 |
最終更新 2011年 3月 22日 |