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近代の洋画:ザ・ベスト・コレクション
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 3月 17日

松本竣介《立てる像》1942年
画像提供:神奈川県立近代美術館

1951年11月の開館時に所蔵品のない美術館としてスタートした神奈川県立近代美術館は、60年の時を経て、10,000点あまりの所蔵作品を数えるまでになりました。ジャンルでいえば、その所蔵品は、油彩画だけではなく、日本画、彫刻、水彩・素描、さらには版画に至るまで多岐にわたっています。そうした中で、開館当初から現在に至るまで一貫して所蔵に努め、展覧会を通して研究に励んでいるのが、日本近代の洋画の分野です。

この展覧会では、多くのみなさまに日本近代洋画の豊饒なる世界を味わっていただけるよう、近代洋画の父ともいうべき高橋由一の油彩画が描かれる明治から大正を経て、神奈川県立近代美術館が開館する昭和26年までの近代洋画の歴史を、当館の代表的な所蔵作品約100点を通して通観いたします。80年に及ぶ日本近代洋画のダイナミックな流れをぜひご堪能下さい。なお展示は前期と後期に分けられ、各期にて特集展示を行います。

※全文提供: 神奈川県立近代美術館


会期: 2011年4月9日(土)-2011年10月10日(日・祝)
会場: 神奈川県立近代美術館 鎌倉

最終更新 2011年 4月 09日
 

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