柏アートデイライト / Kashiwa Art Daylight |
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Published: March 05 2011 |
There are no translations available. このたび、『東京アートウイーク』の一環として、『柏アートデイライト Kashiwa Art Daylight』を企画しました。この企画は、3つの柱により構成されます。 1つ目は、「コレクターズアイ」。柏に縁のあるコレクターに、コレクションを出品していただき、柏市内のスペース、island ATRIUM とR2 にて展示致します。柏は2006 年より秋に「アートラインかしわ」月間を設けています。昨年2010 年はコレクター夫妻の生活に迫ったドキュメンタリー『ハーブ&ドロシー』の監督やギャラリストを招いてのトークショーを開催、アートのある暮らしを提案する企画を行いました。今回の「コレクターズアイ」においては、柏と縁のある方々にコレクションを展示していただくことで、アートのある暮らしは、特別なことではなく、日常にいつでも取り入れることができる楽しみであるということをお伝え出来ればと考えております。 そして2つ目は、「アートスポットツアー」。柏近郊のアトリエ等のアートスポットツアーをバスでご案内します。柏市内にはアトリエが点在し、制作の現場に触れる機会があります。この「アートスポットツアー」においては、「作品をつくりだす」生産者のあり方や制作現場をお見せ出来ればと考えております。映画『ハーブ&ドロシー』でもコレクターが実際にアトリエを訪れ、制作の現場を見てアーティストと話を交わす場面がありました。アートに触れることは、アーティストの想い、心に触れることでもあります。また、スパイラルが取り組んでいる「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街 アート作品」は、アーティストの作品のある中に生活するという環境自体をつくりだしています。これらのスポットツアーを通し、アートとの関わりを参加者の皆様に、ぜひ感じていただけたらと思います。 3つ目は、「五感の学校アートトーク」。こちらは、つくばエクスプレス沿線の横断的なアート拠点の連携を目指し、各地域におけるアート展開をテーマに開催されてきたトークシリーズです。『柏アートデイライト』最終日となる3 月28 日は2010 年度の締めくくりでもあり、「つくばエクスプレス沿線のアートネットワーク構策にむけて」話し合いを行います。柏には、JR 常磐線の通る柏駅に加え、つくばエクスプレスの通る柏の葉キャンパス駅ができ、新しいまちづくりが行われております。常磐線では「JOBAN アートライン構想」のもと、これまでも、柏、取手、上野をはじめ沿線のネットワーク形成が行われてきましたが、つくばエクスプレスも、秋葉原、流山はじめアートを通したまちづくりをおこなうまちが勃興しております。この3 月28 日のトークにおいては、そうしたネットワークの構築に向けての提案や、「柏アートデイライト」を行っての報告や今後の方向に向けた生産的な議論の場となればと思います。 以上の3つのプログラムを通し、「アートを持つ楽しみ」や「アート、アーティストの制作現場に触れる楽しみ」を知って頂き、アートと通じてのネットワークをつくっていくきっかけとなればと考えております。 ■コレクターズアイ ■五感の学校アートトーク ※全文提供: JOBAN アートラインプロジェクト柏実行委員会 会期: 2011年3月25日(金)-2011年3月28日(月) |
Last Updated on March 25 2011 |