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『部分と全体』 -東アジア現代アートの今-
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 3月 02日

画像提供:ヒロミヨシイ

本展覧会では、現代アートのコレクターであり、「現代アートを買おう !」(集英社新書)の著者でもある、宮津大輔氏を企画者として迎えます。

周辺の国や地域のアートから 「日本」を読み解く事をテーマに、中国、韓国、台湾、沖縄より、宮津大輔氏が注目する若手キュレーターやアーティストを推薦して頂きました。 各キュレーターやアーティストは、自らの国や地域から展覧会のテーマに相応しいアーティストを2名ずつ選び、展覧会を構成致しました。 展覧会には、沖縄以外の日本人アーティストによる作品は出展されません。

読み解く対象となる部分は空洞、あるいは非可視であり、展覧会をご覧になられる方々の頭の中で、ご自身による「日本のアート」を考えていただくことになります。 また同時に、このプロジェクトは、互いの差異ばかりではなく、日本を 含めた東アジアのアート全体に通底する共通点を探る試みでもあります。

差異を理解し、単純な二項対立に陥ることなく、他者との複眼的な比較により自らを見つめ直すことは、東アジア諸国が現在抱える様々な問題の当事者として、更にはますますグローバル化する現代に生きる私達にとって意義深いものになると考え本展は企画されました。 中国、韓国、台湾、沖縄より選ばれた、東アジア現代アートの今を切り取る 多種多様なアーティスの作品が一同に展示される時、どのような化学変化が 生まれるか、是非ご高覧下さい。

企画: 宮津大輔
キュレーター: Kim Inseon / 照屋勇賢 / 野田島智弘 / 羅健毓 (Natasha Lo)
アーティスト: Chen Wei / Chi Peng / Seokho Kang / Kun Ying, Lin / Li Ren, Chang / 山城芽 / sangjunRoh / Weston Takeshi Teruya

※全文提供: ヒロミヨシイ


会期: 2011年3月5日(土)-2011年4月9日(土)
会場: ヒロミヨシイ
レセプション: 2011年3月5日(土)18:00 - 20:00

最終更新 2011年 3月 05日
 

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