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アートで英語を、英語でアートを
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 2月 25日

画像提供:blanClass

blanClass+ART ENGLISH TRAINING 2
アーティストのためのイングリッシュ講座・全12回

昨年の11月から3ヶ月間、毎週日曜日に全12回の日程でおこな われた「+ART ENGLISH TRAINING」の第2弾。1回目の講座を終えて、いろいろと収穫もありました。というわけで、大幅な変更を加えず、少しだけ進化を加えた文字通りの パート2を企画しました。

blanClassは、横浜の住宅街にある小さなスペースを拠点 に芸術を発信する場として2009年に創設、10月からは毎週土曜日に「+night」というワンナイトイベント+公開インタビュー をおこなっています。その模様は公式サイトから、ほぼ毎回ストリーミングで生放送をし、随時アーカイブも作成しています。より外に発 信するためには「直接英語で考える」必要性を痛感し、まずは「英語を直に考えるきっかけをつくる」とサブタイトルに据えて、1回目の 講座を開いたわけです。

このまま放っておけば世界はこれまでにないかたちでインターナ ショナルに開いていくでしょう。そしてそのときには、きっと今以上に国際言語としての英語が、より日常的に必要とされていくでしょ う。そうした状況を目前にひかえても、現在の日本のアーティストやアートにまつわる活動をするものにとって「大胆に英語を扱って世界 に発信しようとする姿勢」があいかわらずいないと思うのです。そんなことを考えて、アートに関わるものにとって、本当に必要な英語力 を習得できるプログラムを、その方法論を模索していくことにしました。

たんに英会話を習うのではなく、同時に知的欲求にも答えるという 内容を目指したこともあり、あえて英語力のレベルにあわせてコースを分けませんでした。3つの講座の内容はそれぞれまったく違ったア プローチで展開します。アズビー・ブラウン氏の講座は「Art Words and Ideas (in English)」というタイトルで、英語という言語が現在にいたるまでに芸術にどのような役割を担ってきたかを、ネイティブの英語とたくみな日本語をつ かって講義していきます。沖啓介氏の講座は「話すスピードと読むスピードはほぼ同じである」という、ある同時通訳者の発言を興味の発 端に、ネイティブスピーカや非英語圏のアーティストの話し方を実際に見聞きしながら、生きた英語を考えていきます。佐藤実氏の講座 は、その著書「アートの英語」(2004・ギャラリーステーション刊)などで実践している「vocabulary building」を基礎に据えた3種類のトレーニングをします。

初めて本格的に英語を勉強しようという方でも気軽に参加していた だけるように、基礎的な講座でありながら、同時に実践的に英語を捉えていこうというプログラムです。

※全文提供: blanClass


場所: blanClass(横浜市南区南太田4-12-16-2F)
日程: 2011年4月3日(日)-2011年7月3日(日)(毎週日曜日:ただし4月17日と5月1日はお休み)
時間: 日曜日15:00→17:00 17:00→ 懇親会(自由参加)
定員: 30 名
申込金: 5,000 円
授業料: 25,000 円(資料コピー代など込み)
学割: 授業料1割引
参加資格: 趣意にご賛同してくだされば、高卒以上であるほか、特に問いません。
申込み方法: blanClass 公式ホームページ<http://blanclass.com>より。


最終更新 2011年 4月 03日
 

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