発科展 -早稲田大学芸術学校空間映像科 閉科展- |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 6月 23日 |
2000年に始まった「早稲田大学芸術学校 空間映像科」は、1学年約30人、写真や映像を学ぶ夜間の専門学校です。 しかし2011年3 月をもって学生募集を停止し「閉科」となりました。 本展は卒業生が自発的に集まり、空間映像科という「表現の場」の有終の美を表現で締めくくろうと、在校生・卒業生・講師全員に声をかけ、開催する運びとなりました。 科が「廃」止になるけれど、学びの場「广」(まだれ・家屋を意味するそうです)が無くなるからこそ、新たな出「発」をしようと、「発科展」と名付けました。 本展に出展する在校生・卒業生・講師有志は、若手写真家・ギャラリスト・映画撮影監督・木村伊兵衛賞受賞作家・現役看護士・主婦etc…それぞれの「今」を過ごしている計43人です。写真・絵画・インスタレーション・映像など、多様性にあふれた作品が、元旅館である竜宮美術旅館(2012年取り壊し予定)という独特の空間に並びます。 3月11日に東日本大震災が発生した影響で、3月19日より開催予定だった「発科展」は延期となり、こうして再び開催する運びとなりました。早稲田大学芸術学校空間映像科は2011年3月をもって閉科となりましたが、「発科展」が延びたこともあり、終わりを迎えたような気がしません。 無くなるからと言って、終わるわけではない。じゃあここから何が生まれるのか? その先に何が見えるのか? それをひもとく空間となれば幸いです。 参加作家 関連イベント ▶トークショー「写真のバカやろう!」 ▶レセプションパーティー ▶トーク&スライドショー ▶ ワークショップ「日ノ出町・初音町・黄金町の歴史+街歩き」 公式ウェブサイト: http://step21.jp/hakka/ 全文提供: 発科展実行委員会 会期: 2011年7月16日(土)-2011年7月24日(日)11:00 – 21:00(最終日17時まで) |
最終更新 2011年 7月 16日 |