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エルムグリーン&ドラッグセット作品、2012年度ロンドン・トラファルガー広場「第四の台座」に
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 2月 21日

Elmgreen & Dragset
“Powerless Structures, Fig. 101 (Marquette) ” 2010
Courtesy of Taka Ishii Gallery and Gallery Victoria Miro
Photo by Fourth Plinth Commission

エルムグリーン&ドラッグセット(タカ・イシイギャラリー所属)の作品、《Powerless Structures, Fig. 101》が、2012年度ロンドン・トラファルガー広場「第四の台座」作品に選ばれた。

4頭のライオンのブロンズ像が座す大きな噴水広場で有名なつくられたトラファルガー広場は、その隅に4つの台座が置かれており、うち3つには英雄の銅像が飾られているが、4番目の台座には様々な理由から、今日まで特定のものが飾られてきていない。この「第四の台座」に現代アートの作品を展示するという「The Forth Plinth Project」が1999年より始まり、レイチェル・ホワイトリードなどの英国を代表するアーティスト達が展示を行っている。展示作品は年度毎に行われる公募によって選ばれる。

エルムグリーン&ドラッグセット
(Michael Elmgreen and Ingar Dragset)
ロンドン及びベルリンを活動の拠点とするマイケル・エルムグリーンとインガー・ドラッグセットのデュオ・アーティスト。タカ・イシイギャラリー所属。第53回ヴェネツィア・ビエンナーレにおいて特別賞「Curating Worlds」を受賞。MUSAC(レオン、2009)、Malmö Konsthall(マルモ、スウェーデン、2007)、The Serpentine Gallery(ロンドン、2006)、テート・モダン(ロンドン、2004)での個展でも注目される。日本では、横浜トリエンナーレに加え、森美術館、CCA北九州、越後妻有アートトリエンナーレにて作品を展示している。

最終更新 2011年 2月 21日
 

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