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帰ってきた りったいぶつぶつ展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 2月 04日

向井正一 作品
画像提供:Bunkamuraギャラリー

りったいの森へ遊びに行こう。

縄文時代以前から、人間はそこにある素材を使って立体物を作ってきた。時には宗教や信仰に用いられ、芸術として昇華した。何もない場所やただの大きな物質から形作るという行為に、人々は取り憑かれ感嘆したのである。

木彫やブロンズ彫刻、フィギュア、オブジェ、球体関節人形。立体アートといっても、今日ではその種類と目的は多様に広がっている。そして、様々な素材で制作されたユニークな作品が、ジャンルの垣根を超えて発表されているのだ。このように人々を惹きつけて止まないのは、立体アートに人間の持つ創造力が端的に表れているからではないだろうか。

本展は、2009 年に開催した「りったいぶつぶつ展」の第二弾。多くの来場者で賑わった前回は、アートファンだけでなく幅広い層の方がユニークな立体アートを楽しんでいた。2 年ぶりに帰ってきた今年も、国内のファインアートからフィギュアまで、現在活躍している作家による立体アートが集結。全ての立体物は360 度、どの角度からも観賞できるエンターテインメント性を持った視覚芸術であるとの観点から、作家・作品を吟味し展開を図る。

二次元ではなく、あえて三次元という手段を選択し表現するアーティストたちの作品をぜひご覧いただきたい。

【出品予定作家】
上原浩子、江本創、大畑伸太郎、柿沼千栄、加藤智大、金巻芳俊、北村奈津子、木村繁之、甲秀樹、作元朋子、佐藤久雄、新宮さやか、杉山健司、住吉明子、高木まどか、Chapuri、築山有城、徳持耕一郎、富田菜摘、中野浩二、中村弘峰、野原邦彦、葉栗剛、服部正志、林浩己、深木シゲミ、福長千紗、BOME、街場崇生、向井正一、山崎龍一 他

※全文提供: Bunkamuraギャラリー


会期: 2011年3月18日(金)-2011年3月29日(火)
会場: Bunkamuraギャラリー

最終更新 2011年 3月 18日
 

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