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ART FACTORY 北海道旭川東高等学校美術部展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 1月 16日

画像提供:マキイマサルファインアーツ

映像ディレクター、インスタレーション作家、平面作家、窓枠ペインティングパフォーマー、etc。同じ時間/場所を共通の出発点とする彼らがそれぞれの感性で 年代、年代を通過。その現在位置を共時的に展示することで、各人の通過経路の検証と同時に現在のアートシーン全体の問題意識を探ろうとする試み。今回はその第1弾としてのグループ展です。

ART FACTORY展ブログ: http://artfactory.jugem.jp

【出展作家】
中村 シキカツ
主として、造形要素に音を用いたインスタレーションを制作。立体を成立さている構造に関心をもち、具体的アプローチとしてステレオグラムやバイノーラルビートなど視聴覚の左右のズレによる空間認識を意識した造形上の実験を試みている。
1986 北海道立旭川東高等学校卒業
1992 筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了
1993 神奈川アート・アニュアル’ 93(神奈川県民ホールギャラリー)
2006 あしがら里山アート展(神奈川県中井町)
2005、2008、2010 SHIKIKATSU Nakamura exhibition(gallery SATELLTE, Paris)

千田 宏
永遠の右肩上がりの成長は幻想だった。夏がくればやがて秋になって冬になる。いまのわたしたちに必要なのものは季節が巡ってくるのを待つという余裕かもしれない。 冬なら冬らしく過ごせばいいじゃないか。そのうち桜が咲くよ。
1987 北海道立旭川東高等学校卒業
1991 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒業
資生堂HG スーパーハード、イワトビペンギンのCG キャラクターのCM で監督デビュー。主にCG アニメやエンターテイメント系のムービーディレクターとして活動中。

村山 之都
キャンバスに油彩を用いた平面作品を主に制作。描かれる具体的なイメージと絵の具との関係性に着目。ストロークや点などの画面を構成する視覚的なリズムと絵画の持つ文脈的な意味内容との拮抗・バランスに興味を持ち、意味の生成する瞬間または直前の絵画を目指す。
1988 北海道旭川東高等学校卒業
2003 武蔵野美術大大学大学院造形研究科油絵コース修了
2010 ビエンナーレうしく(茨城県牛久市)、Reunited 展(東京都府中市/府中市美術館ギャラリー)
2005,2009 Shitsu Murayama Exhibition(北海道札幌市/札幌時計台ギャラリー、東京都/新宿眼科画廊)

水野 一英
1986 北海道旭川東高等学校卒業
2006 北海道教育大学大学院修了
釣り好き。 “ 釣り”=“ 不可視の可視化” =“ アート”。私の中の絶対的な関係性ミクストメディアによる平面作品を始めとし、近年は写真がメインで制作。

古名 正人
1986 北海道旭川東高等学校卒業
1992 北海道大学工学部建築工学科卒業
高校在学時にアートの洗礼を受け、興味の対象を「現実と架空のグレーゾーン」に設定。コミュニケーションツールの分散多様化を注視しつつ、不特定多数による架空の音楽/美術の探訪と解析を行う。 コスプレとして普通のサラリーマン生活を送りながら、さまざまな「クオリティの発見」によろこびを感じる日々。

※全文提供: マキイマサルファインアーツ


会期: 2011年1月21日(金)-2011年2月1日(火)
会場: マキイマサルファインアーツ 1F
オープニングパーティー: 2011年1月22日(土)17:00 - 19:00

最終更新 2011年 1月 21日
 

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