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谷本光隆 展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 1月 09日

画像提供:A/A gallery | Copyright © Mitsutaka Tanimoto

『第12回エイブル・アート・アワード』 展覧会支援部門入選展。

ユーモアに溢れる谷本光隆のコラージュ。思わず微笑んだ後、“ザラリ”と何かに心を逆撫でされて呆然とする。戸惑いと混乱の中での凝視。やがて蒼白の光に包まれた「さまよえる独白」の囁きが聞こえてくる。『画面に隠された扉を開けよ…』と。混沌と謎めいたイメージのラビリンス。開いてもひらいても、扉は無限に続いている。
高橋 直裕(世田谷美術館学芸員)

谷本 光隆 TANIMOTO, Mitsutaka
1974年生まれ。大阪府出身。
東京理科大入学を機に東京に転居。 1995年に3年間在籍した大学を中退。ヨーロッパ各地を巡る旅に出る。 その時に買い求めた洋書をベースにコラージュブックを制作するも、統合失調症による入院のためすぐに創作活動を中断。 2ヶ月半後に退院し約6年間アルバイトを転々とする。
2002年に創作を再開。これを機に2006年まで平川病院(八王子市)造形教室に参加。
2007年に半年間入院。退院と同時に長崎市に転居。
外来通院、作業療法を継続しながら、自宅で創作活動を続けている。

全文提供: A/A gallery


会期: 2011年1月5日(水)-2011年1月17日(月)
会場: A/A gallery

最終更新 2011年 1月 05日
 

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