展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2010年 12月 16日 |
100号を超える大作を描くのは容易なことではない。ましてや、36メートルにもおよぶ作品制作を企てることは無謀な発想だ。長い絵巻といえば、横山大観の「生々流転」、中国の「清明上河図」(上海万博の中国館に展示)が思い浮かぶ。お酒には酸、甘、苦、渋、辛の五味がある。人には、楽しみ、親しみ、憎しみ、苦しみ、などの情味がある。絵画にも、お酒や人と同じように味と情がある。絵はその人によって変わり、その人によって現わされる。技術が要求されることは、ゆうまでもないが、なによりもその魂を描くことが本旨となってくる。
私は留学生として、日本に渡って来たが、今回展示した「銀座彩祭」は、私が日本で勉強したことや、感じたことの集結である。私は三才で筆を持ち、父に書道を教えられた。日本に来てずっと国際書道展に出品し、入選を重ねた。留学は絵画を勉強することではなく、ジャーナリズムの勉強。今回の「銀座彩祭」には、ジャーナリズムの視点がかなり活かされているように思う。また、端的に銀座という街の美しさにとりつかれ、それを記録したい気持ちが強かった。時に思う。生きていることは、まるでお祭りのようだ。人を見たり、人に見られたり、笑ったり、笑わせたり、楽しんだり、楽しませたり・・・。
世の中は、どんなに時代が変わっても、男と女が両方いなければならない。この絵画の中には、男性は紺色の服を着て、女性は彩の服を着ている。時代はどんどん女性に開放されていく。それは社会の豊かさの象徴でもあり、日本社会の象徴でもあるように思う。 -華鳥
華鳥 / Hua Niao 華鳥 上海生まれ 上智大学文学部修士卒 1988-1994 外務省等主催「国際書道展」入選 2004- 初個展「華鳥作品展」西友小手指 2004-2007 東京サンシャイン文化センター絵画講師 2007 上海アートエリアM50.アトリエ開設 2007 上海大学美術学院第一視覚99センター「新春サロン」入選 2008 「2008中国コンテンポラリー アート オークション」上海東廊画廊 2008 「融合ー中外芸術家10人芸術展」 2008 Galerie Artenoo(上海フランス画廊) 2009 「常設展」 上海大庫画廊 2009 「主流非主流展」上海1933アートセンター 2009 「作品展」上海頂層画廊 2010 華鳥「宇宙シリーズ展」第13回世界「易経」大会 2010 2010年度中国優秀油画家に選ばれる
全文提供:木之庄企畫/Gallery156
会期: 2011年1月6日(木)-2011年1月16日(土) 会場: 木之庄企畫/Gallery156 オープニング: 2011年1月6日17:00~
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最終更新 2011年 1月 06日 |