料理創作ユニットGoma(ゴマ) 初の大型個展
バレンタインデーまでの約1ヶ月間、料理創作ユニットGomaによる「チョコレート」と「メッセージの可能性」をテーマに据えたフードアートの展覧会を開催致します。日本のチョコレートの一人当たりの年間消費量は1.67kg(2009年)。その2割がバレンタインで消費され、女性から男性への贈りものとして親しまれてきました。でも、チョコレートは男女問わず誰がもらっても嬉しいもの。チョコレートを、家族や大事な人に気持ちを伝えるツールにしたら、2 月14日がもっとすてきな一日に変わるかもしれません。本展では、そんなチョコレートの文化的、哲学的、文学的、物質的な可能性に注目して作品化し、メッセージをチョコレートで表現することに挑戦します。
料理創作ユニットGomaは、ジャンルや物事にとらわれる事ない自由で新しい料理活動を目指し、フード提案から雑貨製作、イラストまで幅広く手がけるクリエイター集団です。NHK子ども向け料理番組「味楽る!ミミカ」ミニコーナー「ひらけGoma!」(2006-2007)や、「ゴマのパリとこどもとキュイジーヌ」(主婦の友社,2005)、「Gomaのてづくり歳時記」(講談社,2009)などの書籍、ミュージアムでのワークショップや、ケータリングなど「食」を中心とした様々な活動で注目されています。
本展では、バレンタインを、誰もが楽しむためのすてきな出来事として捉え、メッセージを含んだチョコレートで溢れた空間を作ります。
Goma(ゴマ) 1998年にアラキミカ、遠藤順子、中村亮子によって結成された料理創作ユニット。「料理創作ユニット」という肩書きは、「料理」もそれ以外の「創作」も表現したいということから自分たちで命名。日常の楽しいことや嬉しいことを「食」というテーマで表現し、料理、雑貨デザイン・製作の単行本や雑誌などの媒体での発表の他、食や雑貨作りのワークショップなども行う。2002年からは、フランスでフードや雑貨の展覧会を開催するなど海外での活動も視野に入れ、活動の幅を広げてきた。NHK教育「味楽る!ミミカ」のコーナー「ひらけGoma!」(2006-2007)を担当した頃から、近年では親子や子どもたちに向けて食やものづくりの楽しさを広める活動にも力を入れている。一方、活動当初から行ってきたコンセプチュアルなフードケータリングなどでの食表現も変わらず行っており、その表現方法の幅は多方面に渡っている。著書に「Gomaと子どものものづくり」(講談社)、「Gomaのゆかいな子ども雑貨」(文化出版局)等多数。
個展 2006 「おやこでたのしむ暮らしのデザイン」(パークタワー OZONE,東京) 2007 「Winter Baby Room 展」(atelier Goma,東京) 2008 「オーナメントマルシェ展」(オルネ・ド・フォイユ,東京)、 「Goma×coccaの楽しいキッチン展」(cocca,東京)、 「La fete des 10ans des Goma」(La cocotte,フランス)
グループ展 2005 「食と現代美術 part1」(BankART1929,横浜) 2008 「食と現代美術part4」(BankART1929,横浜) 2009 「アリス展」(ギャラリー東京バンブー,東京)、 「初恋展」(atelier Goma,東京)、 「失恋展」(atelier Goma,東京)、 八戸横丁アートプロジェクト「酔っ払いに愛を」(八戸横丁,青森) 2010 「Aani展」(ギャラリー東京バンブー,東京)
ワークショップ 2005 「食と現代美術 part1」(BankART1929,横浜) 2006 「絵本カーニバル 2006」(アクロス福岡,福岡) 2008 静岡松坂屋(静岡)、札幌東急(北海道) 2009 八戸横丁アートプロジェクト(青森)、横須賀美術館(神奈川)、 山梨県立科学館(山梨)
関連企画トークイベント ●公開制作: 1月16日(日) 時間未定 Gomaによる作品制作過程をご覧いただけます
●オープニング チョコレート レセプション: 1月19日(水) 時間未定 展覧会開催を祝した、参加型のオープニングイベント <入場無料・予約不要>
●ワークショップ: 2月11日(金・祝)①10:30-、②15:00- バレンタイン直前に、チョコレートをつかったワークショップを開催します <※要予約 各回定員15名>申込み方法はおってご紹介いたします
※全文提供: 三菱地所アルティアム
会期: 2011年1月19日(水)-2011年2月4日(月)
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