アンテ・ヴォジュノヴィック 展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 12月 07日 |
ヴォジュノヴィックは光を、水、風、石、さらには時間や、「白」といった媒体や概念を彫刻表現の素材として操るアーティストです。日用品等を巧みに取り入れ、既成概念にとらわれること無く素材を自由に遊ぶ彼の作品は、驚きと愉しみに満ちており常に新しい感覚を提供してくれます。 ヴォジュノヴィックはフランスで生まれ、思春期を北アフリカ、マグレブで過ごしました。その後海軍への従事を経て、1975年より製作活動を開始。ヨーロッパ、アメリカを中心に多くの個展を開催し、1997年の来日以来、日本を拠点に活動しています。 かねてより立体表現にこだわり続けるヴォジュノヴィックは「立体であることが、説明義務から逃れる最善の方法」とし、観衆には「どこからでも眺め、触り、モノのカタチと存在を五感で体感する」双方向のコミュニケーションを望んでいます。また、「空間」そのものも自身の作品の一部とし、「”空っぽ”は至極当然のようにモノと同様」とも語っています。 本展では作品と空間との均衡が光で保たれる作品を発表します。ぜひ35年間の創作活動の原点回帰として瞬間(いま)を捉えた表現方法の進化を体感してください。 アンテ・ヴォジュノヴィック / ANTE VOJNOVIC ※全文提供: hpgrp GALLERY東京 会期: 2011年1月7日(金)-2011年1月30日(日) |
最終更新 2011年 1月 07日 |