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佐々木友輔:新景カサネガフチ
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 12月 07日

画像提供:イメージフォーラム

イメージフォーラム・フェスティバル2003の一般公募部門大賞を17歳で受賞した佐々木友輔。ゼロ年代を生きる作家が獲得したあたらしい風景の捕え方。

いやになるほど見慣れた風景には、コミュニティの黒い話題が、古くから伝わる地霊が、web上のリンクが見えない層を成している。景色の中に生きるという事は、予め拡張された現実を生きる事なのだ。佐々木友輔の映画には儚さと不気味さの一瞬の同居がある。無理やり言えば「イタコからのretweet」のような映画。

トークイベント開催
18日ゲスト:若林幹夫(社会学者)
19日ゲスト:宮台真司(社会学者)

佐々木友輔(ささきゆうすけ)
1985年神戸生まれの映像作家。高校時代に制作した映画『手紙』でイメージフォーラムフェスティバル2003の一般公募部門大賞を受賞。その後は映像表現を中心に、アートプロジェクトや舞台芸術など様々な領域を横断して活動している。2010年には、秋葉原の通り魔事件を題材にした映画『夢ばかり、眠りはない』を制作、大きな評判を呼ぶ。主な上映・展示に、バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、ロンドン映画祭、平山郁夫賞 受賞顕彰展 「デジャメーヴユ 既/未視感」など。現在、東京芸術大学大学院 博士後期課程 在籍中。
ウェブサイト  http://qspds996.com

※全文提供: イメージフォーラム


会期: 2010年12月18日(土)・19日(日)
会場: イメージフォーラム・シネマテーク(東京都渋谷区渋谷2-10-2)
ウェブサイト: http://qspds996.com/movie/kasanegafuchi/


最終更新 2010年 12月 18日
 

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