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金子朋樹:Axis-世界軸-
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 12月 07日

《Axis/世界軸 ─万象は何を支軸に自転し、そして公転するのか─》2010年
ラウンドパネル、富山五箇山悠久紙、八女肌裏紙、新聞紙、正麩糊、墨、箔、三千本膠、天然蜜蝋、染料|258.0 × 515.0 cm
画像提供:Gallery Q

作家コメント
私にとって自己の原風景とは、原体験の象徴性を超えた深層下の支軸(Axis)になり得ているものだと考える。 しかしながらそれは、決して私一人だけの事象ではない。私はすべてのもの(万象)に何かしらの支軸が存在することに想いを馳せている。 私は私自身の世界を提示することによって、軸(Axis)の存在とその作用を問いたい。果たして、万象は何を支軸に自転し、そして公転するのだろうか。

金子朋樹
1976  静岡県に生まれる
2001  東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2003  東京藝術大学大学院 美術研究科修士課程日本画専攻 修了
2004  財団法人 佐藤国際文化育英財団 第14期奨学生
2006  東京藝術大学大学院 美術研究科博士後期課程美術専攻 修了
2006  東京藝術大学 教育研究助手(~'10年3月)

個展
2003  アートスペース羅針盤、東京
2005  「内包するフォルム」銀座スルガ台画廊、東京
2006  「回帰する絵画」銀座東和ギャラリー、東京
2008  「emergence/羽化」ギャラリーQ、東京
2009  「Recurrence東京⇌御殿場 -滲透する弧状の膜-」ギャラリーQ、東京
2010  「Axis -世界軸-」ギャラリーQ、東京

主なグループ展
1999  「第10回 臥龍桜日本画大賞展」宮村展・岐阜展・東京展
2001  「第27回 春季創画展」日本橋高島屋、東京(〜’10年)
2002  「金子朋樹・安田洋展」アートスペース羅針盤、東京、「東京芸術大学日本画第一研究室発表展」東京芸術大学大学美術館陳列館(~'05年)、「第29回 創画展」東京都美術館(〜’10年)
2003  「臥龍桜日本画大賞展 大賞・優秀賞作品展」尾西市三岸節子記念美術館、愛知
2004  「Tokyo Wonder Site 」トーキョーワンダーサイト、東京、「隣人」アートスペース羅針盤、東京
2005  「財団法人佐藤国際文化育英財団 第14期奨学生美術展」佐藤美術館、東京
2006  「博士研究発表展」東京藝術大学、東京、「第1回 煌星会」銀座スルガ台画廊、東京('07年 , '09年 , '10年)
2008  「東京藝術大学日本画研究室展-ひとつの現場から-」日本橋三越本店、東京
2009  「ミニアチュールとガラス絵展」森田画廊、東京(~'11年)、「第27回 上野の森美術館大賞展」上野の森美術館、東京
2010  「~サラリーマンコレクター30年の軌跡~山本冬彦コレクション展」佐藤美術館、東京、「ガロン 第1回展」瑞聖寺、東京、「画廊からの発言’10小品展」ギャラリーなつか、東京、「高志(こし)の生紙(きがみ)を用いて」門出和紙 高志の生紙工房、新潟、「Heartwarming 2010 展」ギャラリーQ、東京

受賞
1999  「第10回 臥龍桜日本画大賞展」優秀賞
2010  「第36回 春季創画展」 春季展賞

■2007年に作家グループを発起。2009年「ガロン」として始動。同年、「ガロン実行委員会」を発足し、2010年6月に「ガロン 第1回展」(主催/ガロン実行委員会、助成/公益財団法人 野村財団、協力/瑞聖寺、佐藤国際文化育英財団・佐藤美術館)を開催。

※全文提供: Gallery Q


会期: 2010年12月13日(月)-2010年12月18日(土)

最終更新 2010年 12月 13日
 

関連情報


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