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エトリケンジ:VANISHING FIGURE
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 11月 18日

画像提供:COMBINE copy right(c) Kenji ERITO

私はこれまでずっと、「人」を主題として制作を続けて来ました。そして、これらの作品によって、たくさんの「人」と出逢うことが出来ました。私に制作することを許し、応援して下さっている方々に感謝するとともに、この高松での展覧会で、また新たな出逢いがあることを、望んで止みません。
-エトリケンジ

エトリケンジの作品は生身の人体にスチールネットをあてながら型取した人型(ひとがた)である。その人型(ひとがた)作品の中に見出せる人間の姿とは、特定の個人でなく、出現しては消え、尽きることなく都市の中で強く逞しく生き続けていく人間の存在としての記録です。

香川県高松市は現在日本国内の中では有数の現代美術のメッカであり、先般開催されていた瀬戸内国際芸術祭も当初の予想を遙かに超える来場者を迎えることが出来たと聞き及びます。この地域独特の先進的な現代美術の感受性に応えられる鮮烈な作品としてエトリケンジ『 VANISHING FIGURE』を企画いたしました。

エトリケンジ略歴
大阪府出身 京都市在住 1989年京都精華大学美術学部造形学科洋画コース卒業。大学卒業後イラストレーションやグラフィックデザインの仕事に携わる一方、音楽活動や絵画の制作を行っていたが、'00 頃より衣服や立体作品の制作を始める。現在、WEB制作など情報デザインの仕事に関わりながら、現シリーズとなる立体と映像によるインスタレーション作品等の制作を展開する。

◎ 主な展覧会(2001年~)2001 device京都 Installation (device/京都)2002 Amuse Artist Audition (京都府文化博物館/京都)Selected group Exhibitions (新風館/京都市)アート&マネキン展 (京都芸術センター/京都)stay with art~眠りの情景:水・土・火・風 (HOTEL T'POINT/大阪)紙造形展 (京都芸術センター/京都)Works On Paper ~想画集~(ヴォイスギャラリー/京都)横浜山手アートプロジェクト(山手234/横浜)Visible bodies 「服の展覧会」Ⅰ(ヴォイスギャラリー/京都)Visible bodies 「服の展覧会」Ⅱ(ヴォイスギャラリー/京都)Metaphysical Body(ヴォイスギャラリー/京都)2005 着生芸術(京都芸術センター/京都)Art in transit (パレスサイドホテル/京都)New Year Exhibition (三条文椿ビルinoplant/京都)2006 Costume(ヴォイスギャラリー/京都)2007 1 PLUS 1 展(apied/京都)2010 solo exhibition 『VANISHING』 (BAMI gallery / 京都)創造公園渋谷 Art Re Public Shibuya 参加(東京)第14回 上海アートフェア 出品 2010 NIIGATA オフィス・アート・ストリート 参加(新潟)

※全文提供: COMBINE


会期: 2010年12月22日(水)~30日(木) 10:00 - 19:30 ※最終日は午後4時閉場
会場: 高松天満屋 5階 美術画廊(香川県高松市常磐町1-3-1)


最終更新 2010年 12月 22日
 

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