Events
Written by In the document
Published: November 15 2010
There are no translations available.
「彫刻はわかりにくい。」 こう感じたことがある人は多いのではないでしょうか。現在、彫刻にはありとあらゆる自由が与えられていて、そのかたちはさまざまです。 立体だけでなく、映像やインスタレーションにまで表現は広がりをみせ、さまざまな彫刻が今日私たちの目の前に存在します。 その多様さに戸惑い、「彫刻はわかりにくい」と混乱してしまうのかもしれません。しかし、同じ人間のやることで理解できないということもあまりないのではないでしょうか。
「彫刻者たちのアトリエ」と題した本展覧会は、「彫刻に近寄ってもらうこと」をテーマとした京都の学生による彫刻展です。 様々な技法・素材を用い、様々なかたちの作品を制作する9人の彫刻者たちが、京都市立芸術大学・京都精華大学・京都造形芸術大学の3大学から集い公開制作と展示を行います。
出品者 (1)浦田 ヒロアキ URATA Hiroak(京都精華大学 立体造形コース) 唯物論的姿勢で制作を重ねて来ましたが、本展では物質自体に囚われない詩的表現を目指します。 (2)北下 弘市郎 KITASHITA Koichiro(京都精華大学立体造形コース) 壁ひとつ隔てた向こう側の世界からこちら側の世界を観ている。そんな視点で物事を理解していきたいと思う。 (3)雑賀 通浩 SAIKA Michihiro/京都市立芸術大学 彫刻専攻 小さい頃に親に怒られたことに興味がある。身体的感覚の経験を通して彫刻や自分の拠り所を探っている。 (4)春名 祐麻 HARUNA Yuma/京都精華大学 立体造形コース 学校と言う特殊な 建物の持つ歴史・役割 を 考え直し、そこを通して見える日本の風景を作ってみたいと考えています。 (5)廣 有利佳 HIRO Yurika/京都市立芸術大学 彫刻専攻 彫刻や美術、それからアートと、これから一緒に歩いていくためのきっかけづくりをしていきたい。 (6)深澤 佳那江 FUKAZAWA Kanae/京都市立芸術大学 彫刻専攻 彫刻は触れ合ってこそと思っています。色々な作り手、作品の様々な表情を楽しんでいただければ幸いです。 (7)堀 健 HORI Takeshi/京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 時は止まらない。彫刻作品の時は止まっている。時の流れを可視化し、常に変化することを示したい。 (8)山﨑 沙也佳 YAMASAKI Sayaka/京都市立芸術大学 彫刻専攻 彫刻を学ぶ京都の学生9人による展覧会です。それぞれの表現と、彫刻という言語のもやもやを楽しんで下さい。 (9)山口 恵理奈 YAMAGUCHI Erina/京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 幼い頃の記憶や頭の中の情景をそのまま立体にしています。
ワークショップ:12月11日(土) ①「ゆるゆると彫刻について語る午後」企画:廣 有利佳(京都市立芸大) 元・大阪アーツアポリアの中西さんと作品を見ながら、彫刻の延長線上にありそうな出来事について語ります。 ホスト:廣 有利佳、ゲスト:中西美穂、他。 ■時間:13時~16時 / ■参加無料・遅刻早退歓迎いつでも参加できます。会場は当日掲示。
②「かんたんちょうこくで動物園を作ろう!」企画:雑賀 通浩 (京都市立芸大) 彫刻ってなんだろう?まずは身近な素材から触ってみて、オリジナルの動物たちをつくってみよう! ■時間:13時~17時 / ■対象:小学生4年生から6年生(定員10名前後、要予約) ※お申し込みは
This e-mail address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
まで。氏名・年齢・当日連絡可能なご連絡先をお知らせ下さい。
会期: :2010年12月1日(水)-2010年12月13日(月)12:00 - 17:00 ※前半(12/1~6)=公開制作期間/後半(12/7~13)=完成作品 展示期間 会場: 元立誠小学校(京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2)
Last Updated on December 01 2010