三輪途道 展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 11月 05日 |
-普通のありよう-変らないもの、普遍であること、普通でいること、そのありようをやっと、彫れる心持になった気がする。時代性とか、社会性とかの言葉を追った自分があったのは正直事実だけど、自分がしょい込んだものを、やっと降ろせる気がする。おしゃべりをやめて、普通の、普通のありようを子供の肖像で提示したい。 当画廊の開廊2周年を記念し、現代彫刻家 三輪途道(みわ みちよ)の金沢初個展を開催いたします。静かな、しかし揺ぎ無い存在感の彫刻作品であり、素材は檜を彫り、漆や白土ほかで彩色する彫刻は、東京芸大在学時に古典修復やの模彫の高い技術を習得した力量を発揮しており、現代を生きる女性の目から見つめた人間や時代を鋭く表現しています。今回の展覧会では、作家の娘さんやその友人たちなど身近に存在する子供の肖像を4体、ほか小作品やデッサンなども展示いたします。 北陸では2005年の富山県入善の発電所美術館以来となり、金沢での発表は初めてとなります。東京都現代美術館やベネッセアートサイト直島など、発表のフィールドはあくまでも現代に軸足を置きながら、日本人のアイデンティティを強く感じさせる作品を創り続けています。 作家プロフィール ※全文提供: ガレリア ポンテ 会期: 2010年10月30日(土)-2010年11月14日(日)11:00 - 18:00|11/3祝営業・11/10定休日 |
最終更新 2010年 10月 30日 |