タイトルなんてないよ。ただの物語さ。タイトルなんて本当は必要ない。 僕はただ君と話がしたいだけなんだ。 ある日ミコが再びやって来た。ミコのことは覚えてる？彼はあのピクニックの物語に出て来るんだけれど。 だからチップとデールは暖かい、暖かい日差しの中、カフェの方まで散歩をしたんだよ。

そして今ウェンディがおやつを食べにピクニックへやってきた。 ある日の朝、ティンカー・ベルはずっと具合が悪かった。 多分ティンカー・ベルはピーター・パンのもとへ急がなくてはいけなかったと僕は思うんだ。 彼女にはピーター・パンに聞かなくちゃいけないことがあったから。 ピーター・パンはミコが何をしたか見ていた。 そしてそこへ白雪姫を呼んだのさ。

小声で：『しっしっしっしっしっし 白雪姫』って言えるかい？」
今になってキキとボボがやって来て、ドナルドは彼らの背中におんぶされていて、ドナルドは彼らの自転車のうしろに座ってそして皆で花火を持って白雪姫を尋ねに行ったんだ。 だから眠れる森の美女が今度は自転車のうしろに王子を乗せてやってきた。 そして今度はシンデレラが自転車に乗ってやって来た。今回ばかりはフック船長も着いてきたんだ。まぁ、現実的に行ったらそれはフック船長ではないけれど。フック船長は洞窟に残ったんだ。 彼はロスト・ボーイズの洞窟に残ったんだ。その後ロスト・ボーイズも来て、今回ばかりはワニも自転車に乗って来たんだ。そうだ、彼らは自転車でやって来た。お父さんとお母さんは自分たちの自転車を家に置いてきたかったからピーター・パンの自転車に乗って来たんだよ。それでミッキーがやって来てドナルドを川沿いで見つけたのさ。それからエルモがクッキーモンスターを探しにやって来てクッキーモンスターは実は彼のうしろに隠れていて、そしてクッキーをもらった。それはピーター・パンのオーブンから引っ張り出して来たものだったんだ。その後ウェンディはスパーへピクルスを買いに行った。彼女が戻って来たら小さな妹に小さなピクルスを渡した。 ばあやはその妹を一晩中抱きかかえていた。彼女は面倒を見ていたのさ、ウェンディの妹を。でもばあやはそれを歩道に落としてしまった。

（妹は怪我をしたのか？）
いや、彼女は歩道の上で立ったままでいた。グランピーはブロンスをかかえていた。

彼はブロンスにちょうどぴったりの小さな椅子を歩道の上に置き、ブロンスをそこへ座らせたのさ。

それからベルが黄色いドレスを身にまとってやって来て、ベルはキャンディを買った。 彼女はそのキャンディをテーブルの上に乗せた。 ベルはキャンディを少し噛んだ。

ベルはプーさんを呼び止めた －学校はもう始まっているよ、と。でもプーさんは向かって来る途中で イーヨも来ていてティガーも来ていて、それでルーとカンガとクリストファー・ロビンと亀とキキとボボも。 あ、彼らはもうそこにいる。キキとボボはラクダさんを待っていたんだ。 だから一番一番日当たりのよい場所を探したんだけれども、彼らを見つけることは出来なかったんだ。でもそうしたら、「ばぁ！」と彼が姿を現した。 馬も「ばぁ！」と言って彼も出て来た。 亀は「ニャー」と鳴いた。 そうしたらファジーがやって来て、ミニーもやって来て、ドナルドもやって来て、ディジー・ダックもやって来て。 それからグーフィーとゾーイ、ヒューイ、デューイ、リューイ。 彼らと一緒にやって来たのは・・・ドナルドの伯父さんの名前はなんだっけ？ 僕は多分・・・ドナルドの伯父さんがやって来て、ドナルドもやって来た。そうしたらフック船長がロスト・ボーイズの洞窟から出て来てその洞窟の中をのぞいてワニ達が何をしていたか見たんだ。 皆ウェンディとピクニックをしていてピクルスをむしゃむしゃと頬張っていたのさ！ 「なんで妹のピクルスを頬張っているんだい？」僕たちはピクルスをウェンディの妹と分けているんだよ。 だからフック船長はその場を去ったんだ。
そして洞窟の中をのぞき込んだ。大きいやつだ。黄色い。茶色ではない。フック船長はワニ達全員が何をしていたかを見た。 ひとり洞窟から抜けていた。 フック船長は言った、「ワニ達はみんなどこへ行ったんだ？」。彼はワニ達の行方について考えていた。 そのうちの一匹が叫んだ、「僕らはここにいるよ！」と叫んだのは白いのだった。

「あ、白いのか。そこへは行かないことにしよう。そこにはたちの悪い子供たちが大勢いるからね。」

そしてうさぎが飛び跳ねてやって来た。

彼はとても幸せだった。 彼は飛び跳ねてやって来た。それからアリエルが彼らの元へ泳いでやって来た。 彼女も嬉しくてプールの中で何回も飛び跳ねたのさ。

そしてジャスミン（王女）はアラジンとともにシューっと宙に舞った魔法のじゅうたんに乗って来たんだ。

ピノキオも来た。それから間抜けなピノキオも来た。

そしてウェンディが叫んだ、「ローラー・スケートをする時間だよ」

ミニーちゃんは「よし、じゃあ、ローラー・スケートをしましょう」と言った。 だからみんなローラー・スケートを履いてあのなんとかっていう音楽のやつの音符を捕まえようとしたんだ。

2001年にArt Center College of Art and DesignのMFA プログラムを修了したラピンスキーの作品は、これまでWhitney Museum of American Art （ニューヨーク、2006年）、Midway Contemporary Art (ミネアポリス、2009年) において展示され、ロサンゼルス現代美術館(2008年) では個展が開催されています。日本国内においては、タカ・イシイギャラリー（東京、2005年）、大和プレスビューイングルーム（広島、2006年）でのグループ展に参加しています。

タカ・イシイギャラリー京都の二つの展示スペースを用いて開催される、ラピンスキー作品の多種多様な形態と可能性に出会う機会となる今個展にどうぞご期待ください。

※全文提供：　タカ・イシイギャラリー

会期：　2010年11月6日（土）－12月11日（土）12:00 - 19:00｜日・月・祝休廊
オープニング・レセプション：　2010年11月6日（土）18:00 - 20:00