| EN |

プリュス - トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 10月 27日

画像提供:プリュス - トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア事務局

2007年より始まったTokyo Contemporary Art Fair(TCAF)は、4回目となる今回、+PLUS Tokyo Contemporary Art Fair(プリュス - トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア)と名を改め、「品質」をテーマにした新しいアートフェアとして生まれ変わります。

今、世界には400 を越えるアートフェアがあるといわれています。日本国内でもアートフェア東京、アート大阪をはじめ、いくつものフェアが開催され、今後もこの乱立状態は当面続く事になるでしょう。アートフェアが現在の文化 活動に受け入れられている役割は多大ですが、やがて必然的に淘汰が行われ本来あるべきクオリティーを持ったアートフェアだけが、マーケットの隆盛に貢献する事になるでしょう。

こうした状況の中、「東京コンテンポラリーアートフェア(TCAF)」の立ち位置はどうだったでしょうか? (アートフェア東京の縮小版)や、(在庫処分市)、といった陰口を叩かれていたのも当然であったと思います。会場が保守的な体質を持った「東京美術倶楽部」という環境とも相まって、殊、現代美術という観点からは、そのステイタスは決して高いものと言う事はできませんでした。

しかして、我々実行委員会は、紆余曲折もあったネガティブな状況を打開し、次代の一先鋒となるべく、「TCAF」を一新して、新しいスタイルのアートフェア開催を目指したいと考えます。

その基準となるキーワードは「品質」です。
この新しいアートフェアは、第2 回「TCAF」で提唱された「新しき伝統」というスローガンをもとに、現在においての 評価は勿論のこと、将来においてもその価値が維持されるような、品質と尊厳を持った美術作品の発掘の場として成り立つ事べきものとして企画されます。更にここには100 年を越える歴史を持つ美術商の組織「東京美術倶楽部」のメンバーをも融合された、優れた美術品商達によって構築される事となります。

※全文提供: プリュス - トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア事務局


会期: 2010 年11月19日(金)16:00-20:00・11月20日(土)11:00-20:00・11月21日(日)11:00-17:00
会場: 東美アートフォーラム(東京都港区新橋6-19-15東京美術倶楽部ビル3&4階)
入場料: 1,000円(期間中の1 日のみ有効)小学生以下は無料、最終日21日は500円
公式HP: http://jpn.tcaf.jp


最終更新 2010年 11月 19日
 

| EN |