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樋勝朋巳:版画展 2006-2009
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 10月 15日

《それでも》2009年|50×40cm|エッチング・ドライポイント
画像提供:ギャラリー新居 東京店|Copyright © HIKATU Tomomi

樋勝朋巳は1969年長野県に生まれ、93年に多摩美術大学を卒業後、銅版画の制作を始めました。これまで銅版画のさまざまな手法を組み合わせ、詩情豊かな世界を作り出してきました。日常の小さな幸福のひとこまを描いた作品は、自身の心の奥底を見つめ、寄り添い、対話をくり返す中から生まれてきます。その詩的で豊かな空間は、イタリアボローニャ国際絵本原画展入選をはじめ、国内外の版画コンクールでも注目を集めてきました。

「過去と現在の繋がりを描きたい。そしてその中にある小さな暮らしを描きたい。」と作家はいいます。余白を大切にし、淡色を基調とした作品は温かな空間とゆったりとした時間を運んできてくれるでしょう。東京では5年ぶりの版画展です。2006年から2009年までの作品を20点展示いたします。ぜひご覧下さい。

※全文提供: ギャラリー新居 東京店


会期: 2010年10月28日(木)-2010年11月13日(土)

最終更新 2010年 10月 28日
 

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