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イチハラマリコ:ストロベチカ爆弾
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 10月 13日

画像提供:12G

イチハラマリコは、2005 年より活動を開始。独学でイラストとデザインを学び、早稲田大学在学中に学生ベンチ ャーの起業にデザイナーとして参画しました。早稲田大学中退後はイラストレーターとしての活動を本格化し、デ ザインフェスタ出展をはじめ、様々な展示会やプロジェクトに参加してきました。12G.では、2010 年9 月に開催 されたグループ展「SHUFFLe*.1」に参加し、大変好評を博しました。そしてこのたび、待望のイチハラマリコ初 個展開催となりました。

展示のタイトル「ストロベチカ爆弾」とは、イチハラが運営する自身のイラストサイト「ストロベチカ (strawbettica)」から派生して名付けられました。同サイトは、2005 年に「Strawberryberry」という 名前でフリーのWeb 素材配布サイトとしてはじまり、そこからイチハラの作品がガールズイラ ストのテイストへと展開していき、2007 年に「ストロベチカ」に改名され現在に至ります。「ス トロベチカ爆弾」とは、イチハラマリコの作品を身にまとった女の子たちを指します。そこには、かわいいけれど ちょっと危険、でもかわいいだけではなくちょっと危険だからこそ面白さがある、という意味が込められています。

『ストロベチカ爆弾(-ばくだん、英: strawbettica bomb)は、イラストにイチハラマリコの妄想を装填して女の 子などの発火装置を取り付けた兵器である。一般的に大型の物は航空機などから投下され、小型のものは印刷後フ レームなどにセットされストロベチカ手榴弾と呼ばれる。水中に投下される物はストロベチカ爆雷と呼ばれる。大 砲から投射するものをストロベチカ榴弾、推進装置を持つ物をストロベチカロケット弾、さらに誘導装置まで持つ ものをストロベチカミサイルと呼ぶ。ただし、推進装置は持たないが誘導装置を持つ物は一般的にストロベチカ誘 導爆弾に分類される。
ストロベチカ爆弾の起爆タイミングの制御には、個展への来訪、公式ホームページの閲覧、各種ソーシャルサイト、お問い合わせ返信メールなどが使われている。』
- イチハラマリコステートメントより

ポップな色使いと賑やかな画面構成が特徴のイチハラマリコ。かわいいけれどちょっと危険、いつ爆発するかわか らないストロベチカワールドを、この機会に是非ともお楽しみ下さい。

イチハラマリコ(MARIKO ICHIHARA)
1985 年生まれ、岐阜出身、東京在住
イラストとデザインを独学で学び、Web やFlash も扱うマルチクリエーター
ホームページアドレス:http://strawbettica.com

※全文提供: 12G


会期: 2010年10月18日(月)-2010年10月31日(日)

最終更新 2010年 10月 18日
 

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