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アートの課題 -サイレント・ボイス-
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 10月 06日

Araya Rasdjarmrearnsook《Manet's Dejeuner sur I'herbe 1862-1863 and the Thai villagers》,2008, Video Installation, 16 mins|画像提供:トーキョーワンダーサイト

今年で4年目となる「アートの課題」は、「文化多様性」をテーマに、異なった文化的背景を持ちながらも現代世界が共通に抱える課題について世界各地のアートセンターと連携しながら、対話と制作、展覧会を通して取り組んできました。

本年の企画 "Silent Voice"(サイレント・ボイス)は、日常には見えにくい歴史的、政治的な問題に鋭く切り込みながらも、それを声高に、あるいはプロパガンダのように語るのではなく、一見穏やかにもみえるしっかりとした個人の語り口で語るアジアの女性アーティストにフォーカスし、アジアが作り上げてきた世界へのかかわり方と、その作品と作品制作に対する「attitude(態度)」の問題に言及することを目的としています。この「attitude(態度)」こそが、アジアにおける世界へのかかわり方、アートの在り方の鍵を握っており、アジアから世界に向けて発信すべき大きな価値観であると考えられるからです。

アーティスト
アラヤー・ラートチャムルンスック(タイ)、ギョンウォン・ムン(韓国)、マルワ・アルサニオス(レバノン)、ネスリン・ホドル(レバノン)

全文提供: トーキョーワンダーサイト


会期: 2010年10月2日(土)-2010年12月12日(日)

最終更新 2010年 10月 02日
 

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