作家コメント
これまでゴムの小片を田植えのようにパネルに植え込んだり、布の小片を堆肥のように積み重ねてバーナーで焼いたりして作ってきている。
何にもならないバカバカしいことを時間とエネルギーをかけて作りたいという気持ちから始めた。それら営為の集積としての作業を「原生」と名づけてきている。
今回は位牌をぎっしり重ねたい欲求から、３０００枚（各１００枚、３０点）の白ボール紙の位牌を貼り付けバーナーで焼いた。
位牌に特別の意味づけはなく、集積の単位として使ってみたくて選んだのである

作家略歴
1942      新潟県生まれ
1965      多摩美術大学油画科卒業

主な個展
1977      ときわ画廊、東京
1978~87  田村画廊、東京
1989      ときわ画廊，東京
1999,2003~2010     ギャラリーQ、東京
2008       柏崎エネルギーホール、柏崎
2009       游文会、柏崎
うたげ堂・柏崎
ギャラリー13代目長兵衛・柏崎
2010       新潟豊栄地区公民館、柏崎
游文会、柏崎
他多数

主なグループ展
1966     「新潟県展」小林デパート、新潟
1973     「GUN・眠り込むな展, 大島画廊」上越
1984     「10th AJAC展」 東京都美術館、東京
「AJAC JAPAN ART NOW展」BUNNUM ART SPACE、サンフランシスコ
1985     「AJACアメリカ大陸横断展」Edisonホール他、ニューヨーク
1989     「15th AJAC展」東京都美術館、東京
1990     「マグニチュード’90」長岡美術センター、長岡、新潟
1996     「４人の現在展」ソフィア・センター、柏崎，新潟
1998     「身体学-世紀末のエロス展」アトリエ我廊、新潟
「子どものための美術展」新潟県立近代美術館、新潟
「ネオ・ラグーン-北東アジアの現代美術」（新潟アジア芸術祭）新潟県民会館、新潟
2000     「大地の芸術祭-越後妻有アートトリエンナーレ」松代町、新潟
2004     「報告111の記録」ギャラリー沙蔵、長岡市
「新潟の作家100人」県立万代島美術館
2005     「中越地震チャリティー展」柏崎、上越、長岡
2006     「第3回妻有トリエンナーレ　大地の芸術祭」新潟
「今日の平和展」上越市民プラザ、上越市
2007     「第2回新潟の作家100人展」新潟県立万代島美術館、新潟
2008     「新潟現代美術家集団GUNの軌跡」ギャラリーmu-ma、長岡
「越後妻有雪アートプロジェクト」十日町、新潟
2009     「越後妻有・雪アートプロジェクト」十日町、新潟
「Ｇunの軌跡」トキアートスペース、東京
「第4回越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」十日町、新潟
「第2回多摩美展」新潟市美術館、新潟
2010    「越後妻有・雪アートプロジェクト」十日町、新潟
「関根哲男VS. 星野健司」ギャラリーgtmoo、新潟
「Blue Sky Project」上越市図書館、上越
「戦争と平和展」長岡美術センター、長岡
他多数

※全文提供：　Gallery Q

会期：　2010年10月11日（月）－2010年10月16日（土）