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マッシモ・ルナルドン 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 10月 04日

画像提供:ベレンゴ・アカツ・コレクション

この展覧会は今年初めに、ベニスで“Venice Project”主催により大変好評を博しました。マッシモ・ルナルドン/Massimo Lunardonは長年に渡りデザインや設計の仕事に関わった経験と巧妙なガラス制作のテクニックを合わせた、非常にユニークな作品を造ることに成功しました。

この個展では、ルナルドンの想像力に富んだ、オリジナリティーがあり、その中には犬の耳の様な形や人間の体の部位を作品にしたものがあります。その他にも、宇宙人の様な作品もありますが、どこかヒューマニズムを感じさせます。このガラスの作品は、絶対に劣化しないのにも関わらず、薄くて軽い繊細な造りになっているのが特徴です。

この個展は、ルナルドンがアート&デザインという定義とテクニックを融合させたものです。

今回、ヴェネチアンガラスのアートギャラリーのオーナー、そして“Venice Project”推進者のアドリアーノ・ベレンゴの協力により、この個展が東京で実現されております。

アーティストプロファイル
マッシモ・ルナルドンは1964年、イタリア、ヴィチェンツァ生まれ。1991年に“Domus Academy”でインダストリアルデザインを専攻し卒業。以来、企業や設計事務所とともにいくつかの作品をプロトタイプとして制作。  1998年からは、ヴォルツァーノの“Vetroricerca School”で教鞭をとり、1992年からは、アーティストとして多くのアートギャラリーや美術館へイタリア内外で発表活動を行う。

Venice Project
多くの、ヤン・ファーブル、トニー・クラッグなど世界的に著名なコンテンポラリーアーティスト達、また若いアーティスト達のオリジナル作品をその同テーマで違う素材・ガラスを用いて作品を制作、発表するプロジェクトです。 特にヴェネチアンガラスを使ったコンテンポラリーアートに力を入れています。  この活動を通じて、ガラスのコンテンポラリーアートを世界に紹介しています。元々2007年にスイスで始まったプロジェクトですが、2010年からヴェニスに移転しました。

※全文提供: ベレンゴ・アカツ・コレクション


会期: 2010年9月17日(金)-2010年10月31日(日)

最終更新 2010年 9月 17日
 

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