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金子奈央:華身<Keshin>
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 9月 20日

画像提供:Gallery Q

金子奈央は1985年の東京生まれ、2008年多摩美術大学油画専攻を卒業後、日本国内外にて活動の場を広げ、多くの人たちの心を魅了しています。

金子奈央はキャンバスに油彩によって、艶やかに普通の少女たちをあたかも西洋絵画の肖像画のように、崇高で華やかに描きます。少女たちの見つめる大きな瞳は一見、少女マンガやアニメーション、あるいは塗り絵のようなイメージを思い浮かべますが、けれどもそこに描かれた大きな瞳の向こうに注がれる「眼差し」は、少女の気持ちや憂い、内面的な精神世界を私たちにより深く伝えようとしています。アニメ世代で育った少女たちから貴方に送るアートとアニメからのコラボレーション・メッセージが熱い「眼差し」となって、私たちに一夜の夢をお届けします。

作家のコメント
少女の眼差しは虚ろいながらも、貴方の心にいざなう夢を語りかける。明日のことや未来のことや、少女の視線に触れる日常は風のようにやさしく、いつまでもお話しをしていたいと願う。きっと誰かに伝えたいことがあるから、私は絵を描いてみる。絵は私の「華身(けしん)」となってきっと想いを伝えてくれる。そう想うことで、想いは花の香りとなって人々を包む。その香りがキャンバスからはじけて、時の流れを忘れさせ、いつしかここに私はいる。私は人を想う香りをキャンバスに描きたいのです。
(金子奈央)

金子奈央
1985 東京都生まれ
2008 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業 

個展
2009 ギャラリーQ、東京
2010 ギャラリーQ、東京
銀座三越ギャラリー、銀座三越、東京

グループ展
2008「五美大制作展」国立新美術館、東京
「秘すればこそアート」ギャラリーQ、東京
「トップ・ギャラリー・ホテルアートフェア」ホテルニューオオタニ、ギャラリーQブース、東京
「Art Asia – Miami」ギャラリーQブース、マイアミ
2009 「COREDO Women’s Art Style 」コレド日本橋、東京
「画廊からの発言'09 小品展」ギャラリーなつかb.p、東京
「日韓現代美術展」ジン・アートセンター、ソウル
2010 「現代アートコレクション」松山三越、美術ギャラリー、松山

全文提供: Gallery Q


会期: 2010年9月22日(水)-2010年10月5日(火)

最終更新 2010年 9月 22日
 

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