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綿引明浩:月の魚
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 9月 13日

《ホテル・マンボウ》18.0×18.0cm|クリアグラフ
画像提供: ワイアートギャラリー|Copyright © Akihiro Watabiki

綿引氏は現在50歳、東京芸術大学美術学部を首席で卒業後、アクリル画と銅版画で新境地を展開して来ました。 1999年頃より、透明なアクリル板数枚に裏面よりアクリル絵の具で絵を描き、重ねていくと平面なのに独特な奥行きと豊な色彩が生まれる作品を創作し、クリアグラフと名付けています。

2002-3年には文化庁芸術家・海外派遣研修生としてスペインに滞在。また、2006年ごろより制作している、 主に人間と擬人化した動物や魚たちを銅版(キャスト)で制作し、それぞれを切り取り、組み合わせて舞台の上に 配置するような独創的世界の作品を銅版画やクリアグラフで制作しています。綿引氏の作品は近年海外からも 注目され、現代美術作品として国内外の美術館でコレクションされています。

このたびは、銅版画、クリアグラフなど、綿引明浩の描くキュートなキャラクターたちが絵のなかを自由奔放に動き出す、楽しい展覧会をクリアグラフのワークショップとともに開催します。展示作品・50点。

作品所蔵先: 東京芸術大学資料館  原美術館  東京国立近代美術館 茨城県近代美術館 水戸市立博物館 アルバータ州立大学(カナダ)

※全文提供: ワイアートギャラリー


会期: 2010年9月17日(金)-2010年9月26日(日)

最終更新 2010年 9月 17日
 

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