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サカイトシノリ:環太平洋描画計画"ATACAMA" Desierto con Agua
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 7月 20日

無題|ガッシュ、アクリルメディウム、紙、砂、コラージュ
210×240|画像提供:ASK? art space kimura
Copyright © Toshinori Sakai

太平洋沿岸諸国を訪問し、その土地の印象を描く個人プロジェクト「環太平洋描画計画」も11回目を迎えた。それも日本の真裏チリ・アタカマ高原。いままでで一番遠いところ、かつ、4,300mの高地取材です。

そのアタカマは世界一の乾燥地帯とのふれこみ、太陽はすぐそばにある感じで、水分は頭のてっぺんから抜けていきます。周りは、砂と一面の塩だったりするのだけれど、このアタカマの砂漠には川が流れていた。アンデス山脈の盆地という特殊な土地柄、山からの伏流水が湧いているのだ。

猛烈な乾燥に対して、川のグリーンベルトが違和感をもって存在する。そしてその川が行き着くところは、巨大な塩湖。アタカマは「水のある砂漠」という特別な土地だった。

今回は、砂と水をとりあげて作品にしました。

※全文提供: ASK? art space kimura


会期: 2010年7月19日(月・祝)-2010年7月24日(土)

最終更新 2010年 7月 19日
 

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