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濃淡 -NOTAN-
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 7月 18日

原久路 《A study of the “Katia Reading”》
2010年|画像提供:乙画廊
Copyright © 2009 Hisaji Hara

light and shade もしくは、shading (陰影付け)の 白と黒の微妙な味わい、銅版画技法マニエルノワール(メゾチント)で制作される状態、写真ではモノクロヴィンテージプリントに視られる時代がかった粋な極み。これら普遍的様式美 :~NOTAN~: で表されるオーソドックスではあるが確実性のある藝術。そんな藝術を追求している選りすぐりの現代アーティストの特別展です。

第一回目となる今展では写真家・原久路と版画家・藤田修のご紹介となります。上品でナイーヴな作品をご堪能下さい。

HISAJI HARA
1964年 東京出身
1986年 武蔵野美術大学 造形学部卒業
1993年 ニューヨークの映像制作プロダクションにて 撮影監督・アートディレクション・NHKニューヨーク総局にてヒラリー・クリントン専属カメラマン。ダライ・ラマ14世ドキュメンタリーなど撮影

個展
2009年 トーテムポール・フォトギャラリー(東京)・2010年 ギャラリー・バウハウス (東京)

受賞歴
2010年 ヨコハマフォトフェスティバルにてベスト・ポートフォリオ賞

書籍
2010年 飯沢耕太郎著「これが写真だ! クロニクル2009」

OSAMU FUJITA
1953年 横須賀市出身
1979年多摩美術大学 絵画科油画専攻卒業

個展
1981年彩林画廊(横浜)の初個展から~G池田美術Study(銀座)、M.H.Sタナカギャラリー(名古屋)、アートギャラリーミューズ(前橋)等全国各地で開催。

受賞歴
1985年 第21回神奈川県美術展 特別奨励賞、第2回カポ・フリオ国際版画ビエンナーレ 名誉賞、1990年第18回日本国際美術展 ブリジストン美術館賞、1992年 第21回現代日本美術展 国立国際美術館賞、1993年第22回現代日本美術展 和歌山県立近代美術館賞、1994年 第30回記念神奈川県美術展神奈川県立近代美術館賞、1995年 第24回現代日本美術展 横浜美術館賞

パブリックコレクション
神奈川県、多摩美術大学、ブリヂストン美術館、国立国際美術館、和歌山県立近代美術館、愛知県立芸術大学、神奈川県立近代美術館、横浜美術館、山中湖美術館、東京オペラシティ・アートギャラリー、山梨県立美術館、府中市美術館、横須賀美術館ほか多数

※全文提供: 乙画廊


会期: 2010年7月30日(金)-2010年8月14日(土)

最終更新 2010年 7月 30日
 

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