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柏木直人:画廊からの発言―新世代への視点2010
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 7月 14日

《Inter Spase》2010年
FRP, Carbon, Urethane Paints|169(h) x 54(w) x 40( d)cm
画像提供:Gallery Q
Copyright © Naoto Kashiwagi

1981年生まれの柏木直人は武蔵野美術大学造形研究科卒業後、FRPにてフィギラティブの立体作品を多数制作している。現代的な素材である、強化プラスチックによって少年少女をモチーフに制作しているが、その素材の表面の輝きに彼は現代の神聖化を見いだす。出品作品の<inter space>と名付けられた少年の立像は、イコン(聖者)がまばゆき、生を受けて歩き出しそうである。

本展覧会は銀座の11の画廊が共同主催する<新世代への視点2010>として開催されます。

作家コメント
現在、過去、記憶、情報、夢、空想から生まれるかたち。
具象的で抽象的なかたち。
空間と人の融合するかたち。
個々が所有するイメージと現実の世界を繋ぐかたちを探り、
彫刻の表面におけるイリュージョンのありかたを追求する。
現実と仮想の世界の境界を曖昧にすることでリアリティーについて見つめ直す。

プロフィール
1981 神奈川県生まれ
2007 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科修士卒業
2009 武蔵野美術大学造形研究科美術専攻彫刻コース卒業

個展
2008 「- reverse -」ギャラリーQ、東京
2010 「新世代への視点 2010 [+/-]」ギャラリーQ、東京

グループ展
2005 「spin」Gallery Yasu、東京
2007 「dream catchers」Gallery Mogra、東京
「アートサイト岩室」岩室温泉街、新潟
2008 「秘すればこそアート」ギャラリーQ、東京
「アジアトップ・ギャラリー・ホテルアートフェア」
ホテルニューオータニ、ギャラリーQブース、東京
「Emerging Japanese Artists Exhibition Fredsgatan」ストックホルム、スウェーデン
「dizzy」switch point、東京
理化学研究所、神奈川
2009 「New Sculpture」松山三越、愛媛
「Archives」シンワアートミュージアム、

※全文提供: Gallery Q


会期: 2010年7月26日(月)-2010年8月7日(土)

最終更新 2010年 7月 26日
 

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