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櫻木綾子・榎本悦子 二人展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 7月 11日

画像提供:プラザ・ギャラリー|Copyright © Etsuko Enomoto

白い磁土によるそれぞれの思いを表現した作品展です。
白い磁土が作る陰影にいつも山や海、空を感じています。そして、釉薬のガラス質が、いっそう表情を豊かにします。白の中の様々な質感は風景を呼び、小さな旅に誘ってくれます。自然界ある大きなかたちが凝縮されて生まれるような作品を目指しています。
-櫻木
磁土から生まれる繊細な表情が、空間に解けだす、(その空間は、柔らかく、温かく包み込まれるような) そんな作品を作りたいと思っています。
紙漉き用のパルプを泥漿に混ぜたところ、もっと薄く、細い線を作る事ができました。
石膏型に刷毛で絵を描く様に塗り重ねていく作業が、楽しいです。
-榎本

櫻木綾子(SAKURAGI, Ayako)
1969:札幌生まれ
1993:多摩美術大学美術学部デザイン学科卒業
2000:陶芸を始める(WINDS陶芸研究所会員)
2006:朝日陶芸展 入選(’06,’07)
2007:朝日現代クラフト展 入選(’07、’08、’09)
2008:第8回国際陶磁器展美濃 陶磁器デザイン部門 金賞
(岐阜県現代陶芸美術館収蔵)
日本クラフト展 入選
2009:第49回日本クラフト展 奨励賞
作品点数:40点前後

榎本悦子(ENOMOTO, Etsuko)
1964    :  東京生まれ
1987   :創形美術学校 版画科 研究過程修了
1992   :作陶を始める
2004   :京都造形芸術大学 芸術学科 陶芸コース卒業
WINDS陶芸研究所 会員
2006〜  :スタジオクレア(経堂)参加
2007~2008  : あきる野市 ふるさと工房 非常勤 勤務

1995〜1999:個展「crayworks展」 (国立市caféひょうたん島)
2003〜2005:「3unions展」  (国立市caféひょうたん島、西荻窪・夢卵)
2005    :「陶〜端境の焼失点」(近江八幡市ボーダレスアートギャラリーnoma)
2001〜2008:「泥酔舎陶展」(京都・ギャラリーマロニエ他)
2010      : ビアマグランカイ8 入選
作品点数:30点

全文提供:  プラザ・ギャラリー


会期: 2010年9月4日(土)-2010年9月26日(日)

最終更新 2010年 9月 04日
 

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