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毒女子toxic girls
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 7月 09日

画像提供:MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w

日本の芸大や美大では、ずいぶん前から女子学生数:男子学生数=9:1になりました。しかし、卒業後、作家活動を10年続ける間にその割合は逆転しています。その年齢になると、女子が世間をうまく渡るには、男子の認めた「女子力」というものを保持しなければならないからです。男性は、努力した女子のキャリアに対して、いまだ「女流」や「女性初」とたたえます。それは、女子は殺菌され灰汁抜きされたほうがよいということです。今回の「有毒女子」の毒は、生来のという意味で用いています。修正されたり矯正された結果の女子力ではなく、社会に殺菌される以前の個人や社会生活、作家個人に内包する感性を直接的・恣意的に表現する作品の数々です。

出展アーティスト
絵画・写真・ミクストメディア:岡山愛美、小谷真輔、後藤真依、坂本優子、唐仁原希、羽根田愛生、福永晶子、藤場美穂

※全文提供: MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w


会期: 2010年7月17日(土)-2010年8月8日(日)

最終更新 2010年 7月 17日
 

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