| 和歌山県立近代美術館 |
| ギャラリー |
| 執筆： カロンズネット編集 |
| 公開日： 2009年 12月 16日 |
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Copyright © The Museum of Modern Art, Wakayama 1963年3月、和歌山公園内二の丸跡に和歌山県立美術館として開館した後、1970年に和歌山県立近代美術館として和歌山県民文化会館1階に名称を新たに開館。1994年7月、和歌山城の天守閣を間近に望む現在地に新築移転。 収蔵品は、明治時代から現代にいたる日本画、油彩画、彫刻、版画など、1万点を越す作品を収蔵。郷土ゆかりの作家では、川口軌外や浜口陽三、恩地孝四郎の作品、1980年代頃からは国内外の版画作品の収集を始め、「和歌山版画ビエンナーレ展」（1985～1993）も開催するなど、国内屈指のコレクションを誇る。近現代美術のコレクションは、1983年に始まった企画展「関西の美術家シリーズ」をきっかけに戦後の関西に興った前衛美術運動などで活躍した作家の作品やマーク・ロスコ、フランク・ステラなど国内外の作品を収蔵。2009年には田中恒子氏の現代美術コレクション約800点が寄贈され、現代美術のコレクションが充実している。これら収蔵品は年間を通して、コレクション展および小企画展などで見ることができる。 特別企画展は、海外美術の秀作、和歌山県ゆかりの作家、日本近代美術、同時代の美術の紹介という方針のもと、年3～4回程度、主に2階展示室で開催されている。 建築は国立新美術館など多くの美術館建築を手がけ国際的にも活躍した黒川紀章。近代的な外観の中に灯籠や庇を設けるなど、日本の伝統性を感じさせる建築となっている。正面階段を上ると背後に和歌山城を望める敷地内には熊野古道をイメージした散策路、池や滝が配され、自然とのつながりが感じられる。近隣には和歌山城のほかに和歌山県立博物館もあり、美術だけでなく、自然と歴史が楽しめる美術館である。 所在地： 和歌山県和歌山市吹上1-4-14 |
| 最終更新 2015年 11月 10日 |
関連情報
自宅から美術館へ 田中恒子コレクション展
執筆：平田剛志
公開：2009年12月11日
会期：2009年09月08日～2009年11月08日 会場：和歌山県立近代美術館
先日、モデルハウスで現代美術作品の展示が行われた≪KOMAZAWA MUSEUM × ART≫というアートイベントが行われたが、本展では自宅にある現代美術作品が美術館に展示される。
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