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「感覚の場」〜tatebanko 〜「スリル! [thrill]」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 6月 23日

画像提供:京都市立芸術大学 総合基礎研究室

「総合基礎実技」は、京都市立芸術大学美術学部新入生全員を対象に行われるカリキュラムとして1970年代にスタートし、今年で30 余年になります。この授業は学生が創造の世界で広い視野と柔軟で強靱な展開力をもって臨むための基礎教育として、見る・描く・作るのみならず、素材に直接ふれ、さまざまな技法を体験するものです。授業は前期の4ヶ月間に数個の課題を行い、一課題に様々な専攻の教員数名が連携しながら指導しています。

本年度の総合基礎実技では共通テーマとして「あそびをつくる」を設け、5つの課題に取り組みました。「感覚の場」〜tatebanko 〜 「スリル! [thrill]」はその最終課題です。美術、デザイン、工芸、総合芸術の学生6〜7名からなる混成グループが、個々の「スリル!」の体験、記憶を持ち寄り、お互いの「感覚」を重ね合わせたり、つなぎ合わせたりして新しい「スリル!」を創出し、それを視覚的に体感できる大型「立版古」として制作します。

実寸大「立版古」が作り出す視覚と空間のイリュージョンを是非お楽しみください。

会期:2010年7月14日~8月1日

※全文提供: 京都市立芸術大学 総合基礎研究室

最終更新 2010年 7月 14日
 

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