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ジョアン・タバラ:砂漠の限界
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 6月 15日

画像提供:art & river bank|Copyright © João Tabarra

João Tabarra (ジョアン・タバラ)は、1966年まれ。リスボンを拠点とし、サンパウロ・ビエンナーレにも出展するなど今日のポルトガル・アートシーンを代表する作家の1人です。"Les Limites du Désert"(砂漠の限界)と題された日本での初個展は、13点の新作の映像で構成されます。タバラの作品は、写真や映像などを中心として、ユーモラスでありながらシニカルな視点を秘めています。かつての隆盛した国というステレオタイプなポルトガル像が無批判に再生産されていることに対する批判は、現代の社会や歴史一般の根底に潜む問題にも同じようにその矛先を向けています。もちろんそれは、あらゆる権力、制度、暴力やシステムへの疑義であることも忘れてはなりません。そう当然それは、ポルトガルに対しても、日本に対しても向けられているのです。

※全文提供: art & river bank


会期: 2010年6月26日-2010年7月17日

最終更新 2010年 6月 26日
 

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